過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/10/24(水) 18:22:04.10 ID:RiG1XqSw0
垣根「馬鹿、お前が可愛すぎてドキドキしてるんだ」
フィアンマ「判断基準がズレているな」
垣根「何しろお前曰く天使だからな。人間と感覚がズレてても仕方ねえってこった」
フィアンマ「なるほど」
くすくすと笑って、フィアンマは身体を預けたまま離れない。
少しだけズレ、垣根の左胸元に耳をぺたりとつけ、目を閉じる。
生者の証明である、規則正しい脈拍、呼吸音が聞こえた。
フィアンマの平温が垣根よりも低い為、彼女にとって彼の身体はぽかぽかとしていて温かい。
垣根「……」
フィアンマ「……」
垣根「…当たり前が一番だな」
フィアンマ「…そうだな。…実感した時に限って非日常に引き戻されている訳だが」
垣根「カミサマこの野郎、って思ったな」
フィアンマ「…そういえば、いくらでも好きなだけ俺様にぶん殴られてくれるのだったか」
垣根「…嫌な事はしっかり覚えてやがる」
フィアンマ「約束を破られてしまったしな」
迷惑をかけてすまないと言っていたのにこれか、と垣根はため息をつく。
確かに、約束違反にいくらでも殴られてやるとは言ったのだが。
家族が欲しい、家族になってやる、といったやりとりは覚えていないのにこんなことだけ、と垣根は項垂れた。
フィアンマ「何だ。怖いのか?」
垣根「
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