過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/10/29(月) 23:05:46.22 ID:6Vef4XYx0
フィアンマ「…ぎぶみー、生理痛に効く薬…、」
普段垣根とはイタリア語か日本語、或いはその二つを混ぜて使っているのだが、微妙な英語を使う辺り余程体力及び気力を消耗しているのだろう。
普段の自分を忘れる程に、継続的に地味な痛みは耐えられないものだ。何しろ、痛みを紛らわせる為に絶叫したり、気絶したり出来ない。
生理痛に効く薬って何だ、と思いながらも頷き、垣根はフィアンマの頭を撫でてひとまず離れるのだった。
垣根「…買ってきてやるから、怠いならとりあえず寝とけよ」
フィアンマ「…すまないな」
垣根「別に、性別上の生理的問題だろ。仕方ねえよ」
自分が股間を強打したのならフィアンマは一生懸命看護してくれるだろう。
何となくそう予測立てて、ここで見捨てる程自分は残念な男ではない、と自分に言い聞かせた垣根は外に出る。
目指したのはひとまず薬局である。イタリアの薬局にどれ程生理痛に効く薬が売っているかは知らないが、店員に聞けば何とかなるだろう、と思い。
薬局は見当たらなかった為にドラッグストアへ入り、その独特の薬臭さのような香りに眉をひそめ、垣根は周囲を見回す。
求められたのは薬だが、身体を冷やすと痛みが悪化すると何かの医術書で読んだ覚えがあるので、ホッカイロを購入する。
日本だけのものかと思っていたのだが、どうやらこのドラッグストアは手広く扱っているらしい。
垣根「…さて、適当に店員に聞くか…」
ぼやいた垣根に、何かお探しですかという声がかけられた。
日本並みの気がつきようだ、と微妙に人種差別をしながらも口にも顔にも出さず、垣根は振り返る。
ドラッグストアの店員(一人。禁書キャラ名)>>+2
《今日は寝ます。風邪が治ったら長時間やりますので…。
お疲れ様でした》
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