過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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900: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/11/01(木) 18:57:36.70 ID:XxVJoe8o0

垣根「お前エスパー? 言っとくが、確かに女とは喋ってた…が、お前が思うような感じじゃないからな?」

何も一言も言っていない内から恋人が異性と話したことをズバリ当てられるのは所謂『女の勘』だろうか、と少々恐ろしく思いながら、垣根はそう話した。
シートから錠剤を押し出し、白い粒をフィアンマに差し出しながら。
フィアンマは気分を害した様子もなく白い粒達を受け取ると、水と共に飲み下した。
ペットボトルが空になるまで水を呑みきると、一言そうかと相槌を打ち、ペットボトルを捨ててベッドに横たわる。
毛布にくるまり、労いの言葉を口にすると、フィアンマは静かに目を閉じた。
まだ眠いのだろうか、と判断して、垣根は彼女の様子を見守る。

フィアンマ「……何も、被害に遭っていないか」

垣根「あん?」

フィアンマ「…交通事故程度で怪我はしないだろうと思っているが…」

垣根「…別に何もねえよ」

垣根を心配していたのか、そう問いかける彼女に、彼はそう真面目に返した。
心配されるような出来事など、何も起こっていない。

フィアンマ「すまなかったな。買い物に行かせてしまって」

垣根「構わねえよ。俺が風邪引いたらお前もこうするだろ」

フィアンマ「…そうだな」

ちょいちょい、と垣根を手招き、フィアンマは彼の手を触った。
ぺたぺたと無意味に触った後、手を握る。
普通体型の男の手にやわらかさなどないのだが、別に構わないようだ。

フィアンマ「……」

垣根「……」

フィアンマ「…一時期無かったのだが、元に戻ったということは、帝督の子が孕めるな」

だるそうに呟いて、フィアンマは垣根の手に指を絡ませる。
垣根は拒絶せずに、彼女の手に指を絡ませた。

垣根「…>>902


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