過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/11/02(金) 21:18:10.17 ID:nFAiJnSN0
フィアンマ「ん、む…はなひぇ…、…ほ前はひょーマルなんひゃろう? ふぉもでひゃいにゃら、ほとこっふぉいのは嫌だろう…」
垣根「……はぁあ」
ぱ、と手を離してやり、垣根は深い深いため息を漏らす。
海よりも谷よりも深淵よりも深い深い重いため息を。
垣根「…そもそも、俺は最初お前を男だと思ってたんだ」
フィアンマ「…そうだろうとは思うが」
垣根「確かに意識し始めたのはお前の裸見てからだ。ノーマルだからな。けど、惚れた理由は身体じゃねえ。…俺を救うだとか宣ったり、…笑顔だったり。料理が出来るだとか、…妙に弱いところとか。他人じゃ換えは利かねえが、色々な…心理的理由があって、お前を好きになったんだよ。だから、…お前が勝手に女らしくするとか、男らしくなるとか、どっちに転ぼうと気にはしねえ。だけど、求めることは何もねえよ。お前は何しても変わらないし、代わりは居ないしな」
フィアンマ「……、」
垣根「…小っ恥ずかしいこと言わせんじゃねえよ、バーカ」
ぷい、とそっぽを向く垣根を見つめ、フィアンマはくすりと小さく笑う。
毎回言葉を求めて不安がっている訳ではないが、慣れないなりに何度でも安心させるように適切な台詞を返してくれる垣根帝督という男が、愛おしい。
垣根「逆に聞くが、仮に俺が…あれだ、カマっぽかったとして、お前は嫌いになるのかよ」
フィアンマ「
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