過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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[saga]
2012/11/04(日) 21:56:08.58 ID:Bdi8HTyh0
ペンデックス「第一六章第三節。世界の『反転』を阻止するには、原因である右方のフィアンマの消去が最も確実であると『必要悪の教会』は判断しました。よって、速やかに右方のフィアンマを『必要悪の教会』に引き渡して下さい。応じない場合、まずは貴方から排除します」
垣根「…元の原因はあの魔神だろうが。あっちを殺らないでこっち、ね。なるほど、組織ってのは科学魔術問わず弱いモンから殺して解決する訳だ。何処も変わんねえな」
呟いて、垣根は立ち上がる。
冷静な視線がこちらへ注がれているのを感じながら、垣根はフィアンマの腕から針を抜く。
点滴は既に終わっていたので、何ら問題は無かった。
出血のことを考えて彼女の腕の針痕を未元物質による皮膚で修復し、垣根は彼女の身体を抱えた。
何処に逃げようかと考える。恐らく、少女は自分を追ってくる。
狙いが右方のフィアンマただ一人と明確である以上、誰かを囮にすることは難しいだろう。
垣根「…眠り姫抱えて逃走、か。まるで王子様だな」
静かに眠る彼女をしっかりと抱きかかえ、垣根は後ろに跳んだ。
窓を突き破り、落下する直前で翼を広げて飛ぶ。
一瞬だけ呆然とする少女に視線を向けるでもなく飛び立つと、フィアンマの髪の先にほんの少しだけ付着したガラス片を手で除ける。
垣根「元々世界を敵に回してたんだ。それが元に戻っただけだし、問題ねえな」
言いつつ、地上に降り立つ。
あまり長く飛行していると、撃墜術式を応用される可能性があるからだ。
体力に自信があるかないかといえば多くは無いものの、走る。
ひとまず目指すのは、彼女の為に命を張ってくれそうな―――彼女に好意を持った人間。
どうにかオッレルスの居るアパートメントまで逃げ延びた垣根は、事情を説明する。
オッレルスはしばらく悩んだ後、垣根の腕の中で一切目を覚まさずに眠る彼女の様子を眺めた。
垣根「…『必要悪の教会』の禁書目録ってのはどれ程強いんだ。勝てるのか?」
何処に逃げるべきだろうか、と考えながら、垣根は問いかける。
オッレルス「…
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