過去ログ - 織莉子「流浪のギタリスト」 -SS速報VIP

過去ログ - 織莉子「流浪のギタリスト」

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112: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 17:25:45.03 ID:TQZ/KR3IO
ほむら「それで……私に会いにきたからには何か用があるんでしょう…？」

ギターでリフを弾きながら、語りかける。
縫い付けた様に右目を開かないまま、左目で私の目を見る。

以下略

113: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 17:32:18.13 ID:TQZ/KR3IO
ほむら「へぇ……じゃあ願いを聞かせてごらんなさい」

織莉子「……私の生きる意味を知りたい」

それを聞いた暁美さんは手を止める。

以下略

114: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 17:38:35.42 ID:TQZ/KR3IO
ＱＢ「僕かい？僕は……いや、僕達はね……」

キュゥべえまで音楽に乗せて語り出す。
不思議と茶化されてる気分にはならない。

以下略

115: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 17:44:27.55 ID:TQZ/KR3IO
ほむら「生きる為に生きる……それも一つの正解かもしれないわ」

　　　「特に意識…していない人は…それに含めても…良いかもしれないわね」

妙なソロを入れ始める。

以下略

116: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 17:50:52.77 ID:TQZ/KR3IO
ほむら「生きるというのは……戦い続けること」

　　　「昔読んだ漫画の受け売りよ」

暁美さんは死んでいる……

以下略

117: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 18:15:15.66 ID:TQZ/KR3IO
ほむら「どうかしら？力になれたかしら？」

……他人からの見られ方を気にしてきた私と、一人で居た彼女や他人を気にしないキュゥべえとの間には大きな隔たりがあるようだ。

ＱＢ「煮え切らない様子だね」

以下略

118: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 18:22:38.01 ID:TQZ/KR3IO
……

要するに彼女はここに生きる理由は無いけれど、生きる理由はあるから生きると言ったところだろうか。

私は戦うべき相手など元よりいなかった。

以下略

119: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 18:27:41.40 ID:TQZ/KR3IO
考えるといえばもう一つ。

最初に考えろと言われた彼女のこと。

以下略

120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/03(水) 18:32:21.39 ID:cfTKoT7DO
ヤベぇ……！

121: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 18:34:56.80 ID:TQZ/KR3IO
遠くは無い距離に背の高い僧侶のような物がわらわらと湧いてくる。

そして私達を挟んで反対側には腕を広げた黒い影が現れる。

以下略

122: ◆USZbC4nXcg
2012/10/03(水) 18:41:57.29 ID:TQZ/KR3IO
織莉子「こんな時に何を…！」

半ばパニックを起こしてしまう。
彼女はまだギターを弾くのを辞めない。

以下略

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