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過去ログ - 勇者と魔王がアイを募集した

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996:Qw0 ◆7b3JfpIY/2[saga]
2013/05/20(月) 23:50:14.60 ID:ddXx7gbJ0
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--？？？--

ツインテ「そ、そんな！！　い、一体何をしてるんですか貴方は！！　こ、こんなことしていいわけ……」

腹黒「……我々の道徳観と人間の道徳観は一緒じゃあありませんから（いきなりでかい声だしやがって、耳がいてーじゃねぇか）」

スライム「お久しぶりですツインテ。……かわりないようですね。この場合、喜んでいいのか悪いのか」

スライムは記憶の中のツインテと、今のツインテが全く同じことに驚きを隠せないでいる。

ツインテ「お、斧女さん……なんで」

腹黒「彼女は正々堂々魔王軍と戦い、そして敗北したんですよ。そしてその死体を我らのために改造し、新たな生を与え、有効活用しているわけです」

ツインテ「！！　ひ、ひどいです……そんなの死者への冒涜です！！……そんなのって……」

ツインテは涙を浮かべながら訴える。

スライム「ツインテ……貴女の気持ちもわかります。そして私のことを心の底から考えてくれている……うれしく思います。でもそれは的外れな思考ですよ」

ツインテ「……え」

スライム「私は魔王軍との戦いで敗北、再生不能な状態で死亡しました。しかし彼はその私に二度目の生を与えてくれているんです……私はこの事に対し、幸運だと思っているし、ありがたいと感謝さえしている」

ツインテ「！！？？」

フォーテ「……」

スライム「人としての生は終わりました。でももう一度生きるチャンスが私にはある。それならば……例え立ち位置を魔族に変えようとも、私は甘んじて受け入れる」

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