14:気分次第で内容は変わるよ〜[sage]
2012/10/07(日) 18:01:16.12 ID:AxqqG59Mo
錆びた屋根
コンクリートの味、焦げたアスファルトの温度、押し付けてくる手、もう慣れてしまった自分に嫌気がする、いつからだろうこんな風になってしまったのは
「あースッキリした‼」
「やっぱこいつと『遊ぶ』のは楽しいは」
「また明日、『学校』でな」
『遊ぶ』『学校』本当は楽しいはずの言葉はまるで僕を締め付けるロープの様で、口の中は砂で塗られ、足は焼ける様な痛みが残り、開放された身体は鉛の様。見上げた空は日で染まり青とオレンジはあの屋根を連想させた、あの錆びた屋根の上に登って、見た青空は果てしなくどこまでも続いている様で、今は青のペンキで塗られ錆びなんて見えない
「『錆び』なんてすぐ消える」
そう自分に聞かせゆっくりと立ち上がる、見上げた空は日で染まり錆びたオレンジが闇に溶けていった
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