過去ログ - 京太郎「最後のインターハイか…」
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391:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/01/05(土) 17:08:00.90 ID:fdDiXIyMo
怜「京くんのせいで怒られたやないか!」
京太郎「とっきーが、こっちなら大丈夫とか言ったからだろ!」
怜「なんやてー」
京太郎「なんだとー」
京怜「「ぐぬぬ…」」
京太郎「…お互い様ってことで手を打とうじゃないか」
怜「せやな」
京太郎「そういえば、とっきーの病室って何処?」
怜「なんや京くん、女の子の部屋に忍び込もうとは中々の変態さんやな」
京太郎「ち、ちげーよ。…暇なときに遊びに行こうかと思ってさ?」
怜「なるほどな。…なら京くんの部屋も教えてくれへん?どうせ私は暇やから」
京太郎「とっきーは地元の人だから友達とかいるんじゃないの?」
怜「友達には内緒やねん。…心配させたら悪いやろ?」
京太郎「そっか…でもそれは良くないと思うぞ?」
怜「なんで?」
京太郎「むしろ話してくれない方が心配する。……別れ際とかに言われたら悲しいから…」
怜(…京くん…もしかして友達亡くしたことがあるんかな……)
怜「…なあ京くん、聞いてええことかわからんけど…もしかして経験あるん?」
京太郎「…3月末かな。…当日の朝早くに家にやってきて、お別れを言われたよ」
怜「それは…ごめんな、私が聞いていいこととやなかったわ…」
京太郎「いやいや、大丈夫だよ。…それに、目を覚ますときにあいつに会えた気がするんだ」
怜(きっと起こしてくれたんやな…)
京太郎「だからもう落ち込んだりもしないよ。…残りの青春をめいっぱい謳歌して、あいつを驚かしてやるんだ!」
怜「なるほどな…」
京太郎「だからとっきーも、友達に隠し事は余りしない方がいいよ?…何よりばれたときが一番怖いからね」
怜「…それは怖いなぁ…」
京太郎「…ちょっと説教っぽかったかな?」
怜「ええよ。…確かに京くんの言うとおりや。…退院したら話してみるわ」
京太郎「すぐには話さないんだ?」
怜「家の用事でお出かけってことにしとるからな。…退院してから本気出すわ」
京太郎「お出かけかー…それだとお土産とか無かったらばれない?」
怜「……どないしよ…失念してたわ…」
京太郎「必然的に話す機会ができてよかったな?」ニヤ
怜「京くんいじわるやわー…」
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