過去ログ - 上条「白いワンピース」
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132: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/10/11(木) 19:10:09.58 ID:gYqpc4Hpo



「じゃあ、僕達はいつまでもここにいても仕方がないからね、帰らさせてもらうよ」

「そうか、じゃあな神裂、ステイル」

「ここにこの子の今後のことが書かれているからしっかり読め………って何で君はこの子がここに残ることをもう分かっているんだい?」

「それは……、ねえ? インデックスさん」

「え? 私に振られても困るだけかも!」

「「ははははっ」」

「……何か上手く誤魔化されたような気分だよ」

「ふふっ。さて、もう時間です。帰りましょう、ステイル」

「ああ、分かっているさ」

「ではお元気で、インデックス、上条当麻」

「じゃあな」

「本当に今回はあの子を救って頂いてありがとうございました」

「気にすんな、俺がしたくてしたことだ」

「それでもやはり……」

「救われぬ者に救いの手を、だろ?」

「!? ……それでもやはりあなたはこちらのことに関しては素人な訳で」

「あーもういーからいーから、また遊びにこいよ? どうせ住所は調べたんだろ?」

「はい……」

「いつでも待ってる。だよな? インデックス」

「もちろんなんだよ!」

「ではまた甘えさせて頂きます」

「かおり、時間は大丈夫なのかな?」

「はっっ!!」

神裂はインデックスの指摘を受けるとステイルの襟元を掴み、跳んで行った。文字通り、跳んで行った。


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