134: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/10/11(木) 19:12:00.77 ID:gYqpc4Hpo
  
  
  
 「私ほどになればきっとどんなのでも似合うと思うんだよ」 
  
 「ああ、そうかもな」 
  
 「なななななにを言ってるのかなとうまは!?」 
  
 「何ってインデックスはどんな服を着てもきっと似合うんだろうなって」 
  
 「そんな恥ずかしいセリフ、平然と言わないで欲しいんだよ!」 
  
 「なにおうっ。本当のことなんだからいいだろ? それにお前自分で言ったんじゃねえか」 
  
 「はあ……やっぱりとうまはとうまなんだね」 
  
 「それさっき上条さんが言った!」 
  
 「その前には私が言ったもん!」 
  
 「こ、こんなとこで完全記憶能力使うな!」 
  
 「覚えてることは仕方がないんだよ」 
  
 「うぐ……」 
  
 「ねえとうま?」 
  
 「ん? なんだインデックス?」 
  
 「ううん、何でもない」 
  
 「何だよそれ……」 
  
 「とうま、とうま」 
  
 「……何だよ?」 
  
 俺は呆れたように答えた。 
 なぜなら俺は覚えている。 
 この後6万回くらい意味も無く名前を呼び続けられる予定だからだ。 
  
  
  
  
  
  
  
  
 だが俺の記憶は外れた。 
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