164: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/10/17(水) 21:14:20.66 ID:qcAlTTNXo
「そんなことかんk」
「風紀委員ですの! こちらで能力者が暴れているという通報が……ってあら? お姉様?」
「あ、黒子」
「そうなんだよ白井聞いてくれよ。こいつさあ……」
「ちょちょちょちょーい!」
「どうせお姉様が電撃を放ったってとこなのでしょう? そしてその殿方。あなたが『あの馬鹿』ですの?」
「あの馬鹿?」
「ですの。お姉様は毎日帰って来るなりあの馬鹿、あの馬鹿……と。それはもう楽しそうに話していらっしゃいますのよ」
「ちょ、黒子!?」
「電撃のダメージがないところを見るとあなたで間違いないのでしょうけど……。ところで何故わたくしの名前を知っているんですの?」
「それは……。……あれだよ、お前がこの辺じゃ有名な風紀委員だからだよ」
「あら、それは光栄ですの。わたくしお姉様の『露払い』をしている白井黒子といいますの」
「俺は上条当麻。よろしく、白井」
「はい、上条さん。じゃあお姉様。わたくしは見回りに戻りますので。今日は早く帰ってきてくださいな」
「わかってるわよ」
「毎日そう言ってるのに遅いからですの。ごまかすのもそろそろ限界ですのよ?」
「はいはい、じゃあね。早く戻りなさい」
「では失礼しますの、お姉様。上条さん」
891Res/400.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。