166: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/10/17(水) 21:20:14.80 ID:qcAlTTNXo
「あ、でもあいつの過去とか、あいつが何で能力効かないとか、あいつの能力とかは聞くなよ? あ、いや、後の二つは別に……。いやでも、うーん……」
「何でよ? いいじゃない」
「よくねえよ。あいつにも人に言えない事情ってのがあるんだ。お前にもあるだろ? 人には言えないようなこと」
「それは……あるけど」
「それにお前が聞いてもまず信じないだろうしな」
「何でよ?」
「じゃあ例えばさ。あいつが漫画に出てくるような魔法使いだって言われたときああそうですかって信じられるか?」
「いやいや、無理に決まってるでしょそんなの。何よ魔法って、そんなの本当に漫画の世界の話でしょ? 全然科学的じゃない」
「これくらいの話が信じられないなら多分あいつの話は一つも信じることができないぞ」
「何よ、魔法なんてものがあるっていうの!?」
「さあな、ただこっからはお前の踏み込んでいい話じゃない。俺が言えたもんじゃねえけどさ、やっぱりこっち側の人を巻き込むわけにはいかないんだよ」
「な、何のことかさっぱり分からないけど私は学園都市の第三位なのよ? 私に勝てる人なんてここにはそういないわよ」
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