320: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/12/24(月) 23:22:04.13 ID:qS/etvcdo
(上、結構歩いていた。を、
いつの間にか、結構歩いていた。
に変更)
321: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/12/24(月) 23:22:30.58 ID:qS/etvcdo
スーパーを出るともう空は暗くなっていた。
さすが冬だ。
学園都市だろうが冬に日が落ちるのは早い。
322: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/12/24(月) 23:22:57.83 ID:qS/etvcdo
『とうまとうまー、何それ?』
323: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/12/24(月) 23:23:57.07 ID:qS/etvcdo
……はっ、いかんいかん。
気が緩んでいると何かしら不幸にあうに決まっている。
例えば、何もないのに転ぶとか、電撃が後ろから飛んでくるとか。
324: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/12/24(月) 23:24:35.28 ID:qS/etvcdo
部屋の前に近づくにつれて、とてもいい匂いがする。
去年のクリスマスは覚えていないけど、クリスマスっぽい匂いだ。
実際、自分が買ってきたものもそんな匂いがする。
325: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/24(月) 23:25:04.57 ID:qS/etvcdo
さて。
鍵を挿す、ドアを開ける。
326: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/12/24(月) 23:25:47.44 ID:qS/etvcdo
あれ?部屋を間違えたのだろうか。
ドアを開けた瞬間、さっきからのいい匂いが広がったのだ。
おかしい。表札を見る。
327: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/24(月) 23:27:09.86 ID:qS/etvcdo
がちゃ
328: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/24(月) 23:27:41.38 ID:qS/etvcdo
「あ、いや。いつもと違う格好してるし……。それに何かいい匂いもするしさ」
「あ、気づいてくれた!? 頑張って作ったんだよ! さっ、入って入って」
329: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/24(月) 23:28:08.68 ID:qS/etvcdo
リビングに着くと、美味しそうな匂いはさらに広がった。
そして、机には、俺が買ってきたチキンとかなんやらより、さらに美味しそうなそれらが置かれていた。
330: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/24(月) 23:28:48.14 ID:qS/etvcdo
笑ってインデックスの頭を撫でようとする。
……が、上に挙げようとした右手は重かった。
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