456: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2013/02/20(水) 08:19:09.17 ID:5X6kGOcFo
こんな冗談まじりの会話をしながら、ゆっくりと常盤台の寮に向かって歩いて行った。
御坂とこんなにゆっくり話したのは初めてかもしれない。
とても落ち着いたその空間はとても気持ちのいいもので。
いつの間にか目的の場所に到着していた。
「じゃあな、気をつけて」
「気をつけるも何も帰るのはそこよ、何もあるはずないじゃない」
「ならいいんだ」
「あの……ほ、本当に今日はありがとう!」
「ん」
あの、プライドの高そうな御坂が頭を下げた。
いつもの俺なら、そんな感謝されることなんてしてない、自分のやりたかったことをやっただけだって言うはずなんだけど
こんなに感謝されたら、それはなんか違うんじゃねえかとも思う。
だから特に余計なな謙遜はせず、ただ手を振って自分の家へ向かう。
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