525: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:14:47.41 ID:wY3r+NiNo
一旦唾を飲み込む。
深呼吸をして……
526: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:16:19.01 ID:wY3r+NiNo
「……それが本当だとして、何で学園都市の外へ出ないといけないのです?」
「今では第一位って友達なんですけど、あいつと話してた時にあいつを狙おうとしてる奴らに俺のことがばれちゃって……。俺の命が危ないからって避難命令ってことらしいです」
527: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:18:19.53 ID:wY3r+NiNo
「で、もう一つ。さっきはLevel0って言ったけど、第一位を倒した後、統括理事長から電話があってさ。Level5の第六位になったんだ」
「……」
528: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:19:32.32 ID:wY3r+NiNo
「どこか行くつもりなの?」
「困っている人がいたら手を差し伸べる、ただそれだけだ」
529: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:20:10.43 ID:wY3r+NiNo
「……え?」
530: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:21:01.28 ID:wY3r+NiNo
……ややこしいことになってしまった。
今から両親にくるなというのはおかしい気がする。
531: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:22:00.60 ID:wY3r+NiNo
……この時俺はインデックスの悲劇を思い浮かべて焦っていたが、大切なことに気づいていなかった。
父親は仕事で家をあけている。ここまではいい。
その時に母親は絶対に家にいるのかと言われたら、そうではない。さっきのように買い物に行っている可能性もあるのだ。
532: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:25:45.22 ID:wY3r+NiNo
「インデックス!!」
「おかえり、とうま。早かったんだね」
533: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:26:57.13 ID:wY3r+NiNo
「……どうしたの、そんなあわてて」
「いや、何もなかったならいいんだ」
534: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:27:27.66 ID:wY3r+NiNo
それからしばらく用意をして、終わったので寮を出る。
タクシーはあらかじめ呼んでおいた。
535: ◆index//3x.[ saga]
2013/03/13(水) 00:27:58.92 ID:wY3r+NiNo
タクシーに乗り込む。
行き先はと聞かれたのでとりあえず学園都市の外の駅名を言っておいた。
そこからは電車だ。
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