66: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/10/06(土) 20:55:32.46 ID:NacF4+qEo
「いや、なんでもないさ。食べ終わったんなら皿洗うから台所にだしとけよー」
「うん、分かった。あっ、やっぱり手伝うんだよ」
「……まじ?」
「まじも大まじかも! そんなこととうまにだけさせるのは悪いんだよ」
「インデックス……」
「じゃあ2人で洗うか!綺麗にしないと舞夏に怒られるからな」
「それは大変なんだよ!ちゃんと洗わないと!」
「じゃあちょっとずつ家事もやっていくか、ちょうど夏休みだし今の間に覚えて学校が始まったら1人で出来るようになろうな?」
「了解なんだよ!期待して欲しいかも」
「ああ、期待せずに期待しとくよ」
「ひどいっ! 何でそんなこというのかな?」
「えー、だってインデックスっていったらなあ……」
「私っていったら?」
「よく食べる、わがままばっか、手伝わない、ごろごろ。いわゆるニート」
「我ながら酷いかも……。とうまはそんな居候を抱えるなんてやっぱり変なんだね」
「まあ俺だって好きでやってることだしなあ。まあインデックスが手伝ってくれたら嬉しいな、くらいには思ってたけどな。おかげで上条さんの家事スキルはそこら辺のやつには負けませんよ」
「私はとうまを楽させてあげられるようがんばるんだよ」
「ありがとな、インデックス」
そういって俺は"右手"でインデックスの頭をなでる。
インデックスに触れることの出来るしるしとして、その感触を確かめるように。
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