過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」健夜「その１０だよ」【龍門渕】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」健夜「その１０だよ」【龍門渕】

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116: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/07(日) 22:22:14.93 ID:AXFo5WMU0
衣「ただいま帰ったぞ！」

京太郎「お帰りなさい」

家について、着替えて、玄関で座って彼女を待っていると、大体数十分後に彼女がバンと玄関の扉を開いた。

立ち上がり、靴を脱ぎ捨てる彼女を迎える。

衣「えへへ、きょうたろーっ！」

京太郎「ちょ、危ないですって！」

彼女は俺に文字通り飛びついた。

小さいとはいえ人一人の体重だ、押されて倒れそうになるところをすんでのところで持ちこたえた。

そのまま、彼女の足を地につけ、体勢を整えた。

衣「大丈夫だ、京太郎はこうして支えてくれるからな」

京太郎「……その信頼はどうもありがとうございます」

衣「ふふ……寂しかったぞ京太郎」

俺の体に腕を回して彼女は胸に頬をこすりつけた。

こんなところでそんなことをやったら他の人に――

京太郎「――あれ、透華さんたちは？」

衣「部活だ！」

衣「だから、京太郎。二人きりだぞ？」

京太郎「……じゃあ、衣さん――」

衣「な、京太郎。二人きりなんだぞ？」

京太郎「……」

京太郎「衣は、どうして帰ってきたんだ？」

衣「そんなの決まっているじゃないか」

衣「一刻も早く京太郎に会いたかったんだ」

衣「えへへ……きょうたろー……」

すりすり、と頬ずりは止まらない。

まるで、そこに自分のにおいを締め付けているようだった。

衣「今が3：00くらいだから……ここからあと17時間くらいはずっと一緒に居られるな！」

衣「な、京太郎。何する、これから何するんだ？」

京太郎「……」

12日目昼（どの選択でも衣はついて来ます）
1、龍門渕のお手伝い
2、……みんなのところへ戻りましょう
3、賭場へ
4、そんなことより宝くじだ！（行動に含まれません）
5、健夜さんに麻雀を教えてもらおう。

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