過去ログ - 削板「久し振りだな、百合子！」 -SS速報VIP

過去ログ - 削板「久し振りだな、百合子！」

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840: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 12:27:52.67 ID:7v463xfQo

「アンタが科学結社を潰したのは1月3日。特力研に何者かが忍び込んだのが1月5日。」

841: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 12:29:34.23 ID:7v463xfQo

「………決して、あなた方に危害を加えるためではありませんわ。」

「それは別にいいんだよ。ミサカたちにとっての問題は、第一位だ。」

以下略

842: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 12:31:21.49 ID:7v463xfQo

番外個体はその言葉を信用したわけではないらしい。その目から白井に対する懐疑心が消えたわけではなく、ただ表面的な言葉だけを受け取った。

「だったら、科学結社を潰した後、何をしてたっていうのさ。」

以下略

843: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 12:32:47.75 ID:7v463xfQo

「うーん、お姉ちゃんたちに聞いてみたんだけどさぁ、そいつ死んだんじゃないの？」

「そいつが最終信号と黄泉川に手を出そうとしたから、第一位が木っ端微塵にしたらしい、って話なんだけど。」

以下略

844: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 12:37:12.18 ID:7v463xfQo

「何を怖がってんの？アンタだって、態々指定の美容院で髪を切る意味を知っているでしょう。」

そうだ。常盤台中学は、生徒の遺伝子情報を調べられる可能性を危惧して美容院をしているのではなかったか。勝手に遺伝子情報を利用されるというのは何も超能力者に限った話ではない。自分だって、実はそういった危険に晒される可能性がある―いやもっと正確に表現するのであれば「これまで長い間その危険に晒されていた」ということを正しく認識した。

以下略

845: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 12:38:31.61 ID:7v463xfQo

「慌ててない？あぁ、ミサカが？だってその必要はないもんね。」

「今この瞬間だって、お姉ちゃんたちがその「第二位」とやらについて、調べてる最中だから。」

以下略

846: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 12:53:51.40 ID:7v463xfQo

「アンタは第一位について調べてる間に、同じようなことをしてる第二位に出くわしたってところかね？」

「大まかには、そんなところですわ。」

以下略

847: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 13:06:58.75 ID:7v463xfQo

「てっきりミサカはアンタと第二位が戦闘して、特力研の崩落騒ぎになったのかと思ったんだけど。」

「あ、………、」

以下略

848: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 13:08:09.38 ID:7v463xfQo

「何よ………、これ、」

以下略

849: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/07/15(月) 13:08:43.28 ID:7v463xfQo

「ありゃ、先客がいたみたいだな。」

不意に呑気な声が聞こえた。慌てて上条は入口の方を振り返ったが、そこには誰も居ない。然程広くないこの部屋なら、自分たち以外の人間が入ってきたならすぐ気付きそうなものであるが―でも確かに、聞き慣れぬ男の声が聞こえた。

以下略

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