過去ログ - 削板「久し振りだな、百合子！」 -SS速報VIP

過去ログ - 削板「久し振りだな、百合子！」

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923: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 10:52:47.25 ID:V6bnS9Uio
こんにちは、今日から夏コミですね。自分は引きこもって、あとからコスプレの可愛いお姉さんたちの写真だけチェックします。訓練されてないオタクです。
さて、今日は後日談投下しますね。

924: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 10:53:40.37 ID:V6bnS9Uio

「元の体に戻れないか、だとか」

「忘れてしまったことを思い出せないかとか、」

以下略

925: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 10:55:16.49 ID:V6bnS9Uio

以下略

926: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 10:59:22.92 ID:V6bnS9Uio

その事件は、その結果第二位がこんな体になってしまったのにもかかわらず、学園都市の闇に関わるものとしてその実態は一切報じられていなかった。
大きな水槽のようなものに入れられた自分の『本体』を後生大事そうに世話している科学者から、自分が第二位であることは聞いていた。でもこのような姿になってしまったその原因は知らされていなかった。その科学者は高度で複雑な能力を扱えなくなっていた「少年」には一切の興味を示さず、ある種の刺激を与えると時折面白い反応を示す彼の『本体』にばかり気を取られていたから、そんなことを自分に語る必要があるとも思っていなかったのだろう。
生前の何分の一にもなって、培養液の中で醜い姿を晒すそれは、嘗ての記憶を持たない彼には自分の根源であるとは思えず、さしたる愛着も執着も湧かなくなっていたけれど。

927: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 11:07:16.32 ID:V6bnS9Uio

「何も覚えていないからでしょうか、」

「あなたに殺されかけたのだと知っても、憎いだとか、そういう感情は湧きませんでした。」

以下略

928: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 11:07:43.94 ID:V6bnS9Uio

「つまりお前は自分の体とか、記憶とかを取り戻したかったってことか？」

「一方通行のデータを狙ってたのも、もしかしたら自分と関わりがあるかも知れないって考えて。」

以下略

929: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 11:08:10.48 ID:V6bnS9Uio

「そォいうもンかねェ、」

昨夜は大層機嫌が悪かったのだが、妹達や第七位も含めてこちら側に怪我人らしい怪我人がいないことを確信すると幾らか機嫌が持ち直したらしい。第一位はいつも通りの至極素っ気ない表情で、話を真面目に聞いているのかも分からないような相槌を打った。

以下略

930: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 11:13:40.36 ID:V6bnS9Uio

「そォいうもンかねェ、」

昨夜は大層機嫌が悪かったのだが、妹達や第七位も含めてこちら側に怪我人らしい怪我人がいないことを確信すると幾らか機嫌が持ち直したらしい。第一位はいつも通りの至極素っ気ない表情で、話を真面目に聞いているのかも分からないような相槌を打った。

以下略

931: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 11:14:07.41 ID:V6bnS9Uio

「元々の僕は、相当荒っぽい気性だったのでしょうね。」

「誰かに危害を加えるつもりなんてなかったんですよ。最初からずっと。」

以下略

932: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/10(土) 11:19:46.35 ID:V6bnS9Uio

「はァ？」

以下略

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