過去ログ - 削板「久し振りだな、百合子！」 -SS速報VIP

過去ログ - 削板「久し振りだな、百合子！」

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979:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/19(月) 19:51:34.12 ID:c5zTNZzk0
やさしいくうかんじゃなく
やさいくうかんだったと
思うと…

980:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/26(月) 09:07:02.69 ID:bteRiqtt0
ところで、1はこういうとこで小説書くのははじめてだって言ってたけど、他では書いてたりするの？このお話すごい面白いから他のも読みたい
答えたくなければスルーしてくれ

981: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/08/31(土) 11:15:50.60 ID:sX5picqUo
どうもこんにちは。
このスレは今日小ネタ投下したら書き込み終わりにしようかと思います。
幾つかの小ネタは次スレに持ち越しですね…

>>980

以下略

982: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/08/31(土) 11:16:41.33 ID:sX5picqUo

男が彼女の寝床に忍び込んでくるのは、大抵は不良共も大人しくなったような夜更け頃のことだった。

以下略

983: ◆owZqfINQN1ia[sage]
2013/08/31(土) 11:18:34.60 ID:sX5picqUo

玄関の鍵が開く音に目を覚ました。自分は一人暮らしというか特定の住所を持たない根無し草であるから、この部屋の鍵を持っているのは自分とこの隠れ家を提供してくれたその男だけである筈だ。それで、ああ、またか、と彼女は寝起きのぼんやりした頭で考えたのだった。
男の方はと言えば足音を忍ばせる気もないらしい、遠慮のない足取りで彼女が寝る寝室へとやってきた。

「寝てるのか？」

以下略

984: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/31(土) 11:20:33.95 ID:sX5picqUo
ごめんよ、>>983でsagaし忘れてた……もう一回投下します

玄関の鍵が開く音に目を覚ました。自分は一人暮らしというか特定の住所を持たない根無し草であるから、この部屋の鍵を持っているのは自分とこの隠れ家を提供してくれたその男だけである筈だ。それで、ああ、またか、と彼女は寝起きのぼんやりした頭で考えたのだった。

以下略

985: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/31(土) 11:21:52.02 ID:sX5picqUo

この関係が始まったのは然程昔のことではない。
妹達に迫る危険がなくなったと確信を持ったとき、彼女はそれまで世話になっていた女教師の家を出た。結局それまでの数年の間に彼女は当たり前の人間らしい生活に馴染むことができずに、ずっと違和感を積み重ねていたということなのだろう。不安定ながらも打ち止めを始めとした超電磁砲のクローンたちを護り抜くという目的のために維持され続けていた積み木の塔は、目的がなくなった瞬間にあっさりと崩れ落ちた。
転落は容易で、彼女は嘗てのように自身は泥に汚れながら、学園都市の闇を拭う日々に戻って行った。特定の住居を持たず、ふらふらと隠れ家を渡り歩いてはその華奢な手を汚す日々が始まったのは半年ほど前のことだが、彼女には酷く遠い昔のことのように思えた。

以下略

986: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/31(土) 11:24:48.28 ID:sX5picqUo

「血腥ェ。」

こちらの合意も取らず―それどころか、そもそも「いいか？」の一言も訊ねられていないが―勝手に服を剥ぎ取ろうとしている手の持ち主に対して文句を言った。

以下略

987: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/31(土) 11:32:07.95 ID:sX5picqUo

「べつにいいだろ。いつもは汗が鬱陶しいとか、暑いだとか言う癖に。」

悪戯にシャツのボタンに触れた手を払われて、それで彼女はこの状況を生み出した原因に思い当たった。

以下略

988: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/08/31(土) 11:32:36.26 ID:sX5picqUo

以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10801

以下略

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