過去ログ - 梓「贈り物」 -SS速報VIP

過去ログ - 梓「贈り物」

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1:1です。[sage ]
2012/10/08(月) 16:37:00.75 ID:x8PxH6ZR0
けいおんSSです。

下書きはしてありますが、私の入力スピードが遅いので投下ペースは多分のんびりになってしまうと思います。

アドバイス等ありましたら是非していただけると嬉しいです。

至らない点があると思います。すみません。

では、次から書き始めます。

SSWiki : ss.vip2ch.com

2:1です。[sage ]
2012/10/08(月) 16:41:05.73 ID:x8PxH6ZR0
カチ、カチカチ

なかなか眠りにつけず、どうしようか迷っていたところに、そんな音が私の耳に飛び込んできた。

初めは何の音だろう、と思っていたけど、それが携帯を操作している音だと気づく。

以下略

3:1です。[sage ]
2012/10/08(月) 16:44:29.34 ID:x8PxH6ZR0
その音が聞こえてくるのは、ちょうど真上ぐらいの位置だった。
その位置だと…律先輩？

何をしてるんだろう、って気になってしかたない。
しまったな、と思う。

以下略

4:1です。[sage ]
2012/10/08(月) 16:46:20.55 ID:x8PxH6ZR0
どうしよう。ここで話し掛けようか？

いやいや、明日聞けばいい話でしょ。

私の頭の中で格闘が始まる。

5:1です。[sage ]
2012/10/08(月) 16:49:58.17 ID:x8PxH6ZR0
数分格闘は続いたが、
《いや、気になってもう寝るどころじゃないでしょ？》
と頭の中で言った話し掛ける派の意見に満場一致で賛成。

よって勝者は話し掛ける派に。

6:1です。[sage ]
2012/10/08(月) 16:52:48.59 ID:x8PxH6ZR0
…まだ携帯の操作音は止んでない。

話し掛けるとは決めたものの、いざとなると勇気がなかなかでない。

こういう時、私って情けないなぁと心の底から思う。

7:1です。[sage ]
2012/10/08(月) 16:54:48.00 ID:x8PxH6ZR0
…すみません、ちょっと用事が出来てしまったので席を外します。

戻ってきたら続きを書きます。

8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/08(月) 17:24:08.19 ID:utQilRqc0
これは期待できそう

9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/08(月) 18:39:36.33 ID:fNHD8l+S0
乙。
これは梓律なのかな？
SSを乗っ取って荒らす不届きな輩に気を付けて頑張って下さい。

10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/10/08(月) 20:59:47.32 ID:vT+WfHwCo
他のスレでも同じ事書いたけど
乗っ取り防止にトリップ付けようぜ

～トリップの付け方～
1 名前の後に「#」を付けてください。

以下略

11:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:18:47.88 ID:x8PxH6ZR0
すみません、戻ってきました。

>>8さん、ありがとうございます。お期待にそえるか分かりませんが、精一杯頑張らせていただきたいと思います。

>>9さん、ありがとうございます。梓律…と言えるかは分かりませんが、一応登場するのは梓と律だけです。

以下略

12:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:21:17.28 ID:x8PxH6ZR0
パタン

携帯を閉める音が聞こえた。

今だ、今しかない。

以下略

13:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:26:22.43 ID:x8PxH6ZR0
勇気を振り絞って声を掛ける。

「…ん？あっ梓か。ごめん、起こしちゃった？」

予想は間違っていなかったようだ。

以下略

14:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:30:03.22 ID:x8PxH6ZR0
「そっか。いや、別に何もしてないよ。メールとか見てただけ」

「そうですか…」

気になっていたことが分かって胸のつっかえは取れたものの、そう言った後はしばらくの沈黙が流れて少々気まずい時間だった。

15:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:35:02.45 ID:x8PxH6ZR0
「…あのさ、梓。まだ眠くない？」

律先輩がそう言って沈黙を破った。

「は、はい。大丈夫です」

以下略

16:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:45:05.40 ID:x8PxH6ZR0
──────

私たちは他の先輩方を起こさないよう静かに部室を出た後、何故か鍵が開いていた屋上へと足を運んだ。

「ふー、やっぱこの時間は外さみーなー」

以下略

17:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:49:41.08 ID:x8PxH6ZR0
「…お前、今ちょっと失礼なこと考えてただろ」

律先輩が核心をつく。
…顔に出ていたのだろうか。

以下略

18:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:52:17.78 ID:x8PxH6ZR0
そう言った後、私たちは屋上の床に座り込んだ。

「…」

「…」

以下略

19:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:55:47.57 ID:x8PxH6ZR0
「梓…不安？」

「へっ？」

その言葉はとても短かったけど、私はとても驚いてしまった。

以下略

20:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 21:59:29.71 ID:x8PxH6ZR0
「ふぅ…律先輩には敵いませんね」

「…やっぱそうだったかー。いや、なんとなくそんな気がしたんだ」

「…」

以下略

21:1です。 ◆d3pEpNjf.g[sage ]
2012/10/08(月) 22:11:10.11 ID:x8PxH6ZR0
「…やっぱり部員、欲しかったよな。ごめんな、頼りない先輩たちで」

「…そんなこと、ありませんよ。私は先輩方と過ごしたこの一年半くらいの時間、とても楽しかったんです。四月のときだって、本当に五人で、このままでいいと思ったからああ言ったんですよ？それに、トンちゃんもいますし」

「…ただ、どうしてでしょうね。それでも不安なんです。先輩方が抜けてしまったときのことを考えると、とても不安になってしまうんです」

以下略

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