過去ログ - 杏子「だからさ、あんたは、どこまでも真っ直ぐ突っ走れよな……」
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:38:59.82 ID:PLiKQEpF0
杏子「………なんつーか、久しぶりだな、この街も」
QB「どうして急に見滝原に帰って来ようと思ったんだい?」
杏子「ん、何、ちょっとした気まぐれさ。あれから、あたしも随分強くなったつもりだし。あの時の決着をさ、付けてやろうかなと思ってよ」
QB「あの時の決着?」
杏子「あんただって知ってるハズだろ?昔、あたしとマミがコンビを組んでた時の事」
QB「キミは未だにあの時の事を根に持っているのかい?」
杏子「当然。あの甘ちゃんを、いつかぶちのめしてやる。あたしはずっとそう思い続けて来たんだ。そして今回、いよいよそれを実行してやろうと思った。ただ、それだけのことさ」
QB「やれやれ、相変わらずキミ達人間の考えることはわけがわからないね」
杏子「元々わかってもらおうとも思っちゃいないさ」
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2
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:40:12.27 ID:PLiKQEpF0
QB「そう簡単にはいかないと思うけどね?」
杏子「へぇ?なんか思うところがあるみてーじゃん?」
QB「今、この街にはマミの他に二人の魔法少女がいるからね。さすがに三人がかりでは、キミも勝ち目なんてないんじゃないのかい?」
以下略
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:40:47.56 ID:PLiKQEpF0
―――数日後 見滝原商店街・路地裏
杏子「まずはこの街に出没する魔女を適当に狩ってやるか。マミはこの街を守る魔法少女なんだし、反応が消えりゃ怪しむだろうからな」
アルベルティーネ「キャハハハ」
以下略
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:41:18.84 ID:PLiKQEpF0
杏子「さて、ここで待ってりゃマミは姿を現すかなー……っと」
「あれ?魔女の反応消えちゃった……?」
杏子「!」
以下略
5
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:42:00.10 ID:PLiKQEpF0
杏子「あたしがマミの知り合いってだけで、気を許していいのか?」
さやか「え?」
杏子「そらっ!!」
以下略
6
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:42:53.04 ID:PLiKQEpF0
杏子「そりゃこっちのセリフだね。人が狩りをしてる場に堂々と姿を現すとか、何考えてんだ?」
さやか「何を、って……あたしはただ、魔女捜索をしてただけで……」
杏子「奇遇だね、あたしも魔女捜索をしてただけだよ。んで、見つけた魔女を狩ったってわけ。ホレ、今さっき手に入れた戦利品」スッ
以下略
7
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:43:31.49 ID:PLiKQEpF0
さやか「舐めてんのはどっちだって話だよ」
杏子「あ?」
さやか「あんたもマミさんと知り合いなら知ってるでしょ?今、この街はマミさんの縄張りなんだよ?マミさんの知り合いみたいだけど、マミさんは他の魔法少女のことは何にも言ってなかったし」
以下略
8
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:44:31.44 ID:PLiKQEpF0
さやか「あんた、マミさんの何なの?」
杏子「人にモノを訪ねる時は、まず自分から言ってみろよ?」
さやか「え、あたし?」
以下略
9
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:45:30.92 ID:PLiKQEpF0
さやか「ってか、結局あんただってマミさんの何なのかって質問に答えてないじゃない!」
杏子「あたしの名前は佐倉杏子。昔、巴マミとコンビを組んでた魔法少女だ。……これでいいか?」
さやか「佐倉杏子、ね。で?昔組んでたってことは、今は組んでないんでしょ?」
以下略
10
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:47:03.75 ID:PLiKQEpF0
さやか「……はぁ。さっきっから一向に話が進んでないよ。とにかく、あんたが魔女を倒したってんならもうここには用ないし。
あたしは行くからね。あんたもマミさんに用があるってんなら、こんなところで道草食ってないでマミさんとこ行きなよ」
杏子「あっ、おい待てよ!」
以下略
11
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:47:37.96 ID:PLiKQEpF0
QB「やあ、杏子」
杏子「キュゥべえ?」
QB「どうだい?マミとは接触出来たのかい?」
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12
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:51:48.24 ID:PLiKQEpF0
QB「それがどうかしたかい?」
杏子「………別に」
杏子(たった一回の奇跡を他人の為に……か)
以下略
13
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:52:17.85 ID:PLiKQEpF0
―――マミの家
杏子「………なんであたしは、こんなところに足を運んでんだ……」
杏子「考えてみりゃ、あたしって見滝原はここくらいしか来たことないんだよな……」
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14
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:52:47.55 ID:PLiKQEpF0
〜〜〜
杏子「ふぅ……焦った」
杏子「………ん。この反応は……」
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15
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:53:24.24 ID:PLiKQEpF0
さやか「ふぅ!今のは使い魔だったみたいだね?」
ほむら「そう、みたいですね……」
まどか「でもよかった!魔女になっちゃう前に倒すことが出来て」
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16
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:54:36.72 ID:PLiKQEpF0
スタスタ
杏子「………よくあたしがここに隠れてるのに気付いたな?」
さやか「あっ、あんたさっきの!」
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17
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:55:52.00 ID:PLiKQEpF0
まどか「えっと……誰?」
杏子「誰、な。こいつを見せればわかるか?」スッ
ほむら「! ま、魔法少女?」
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18
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:56:40.02 ID:PLiKQEpF0
まどか「わたしも、お名前教えてほしいな。あ、わたしは鹿目まどか。こっちのみつあみの子が暁美ほむらちゃん。それで、こっちのショートヘアの子が美樹さやかちゃん」
杏子「仲良しこよしの魔法少女チーム、ってか?」
まどか「え、あの……?」
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19
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:57:34.60 ID:PLiKQEpF0
杏子「甘いな。決めた、あんたのあだ名は『甘ちゃん』だ」
ほむら「さ、佐倉さん……」
杏子「それよりもさぁ?聞きたい事があるんだけど」
以下略
20
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:58:26.89 ID:PLiKQEpF0
ほむら「どういうこと、ですか?」
杏子「いいか?使い魔なんて倒したってグリーフシードは手に入らないだろうが。それがわからないほど馬鹿じゃないよなお前らも?」
さやか「……何が言いたいのさ?」
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21
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/10/09(火) 01:58:59.39 ID:PLiKQEpF0
まどか「さ、さやかちゃん!杏子ちゃんもやめて!」
杏子「ふん、うぜぇ」グンッ
さやか「うわっ!?」グラリ
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