過去ログ - スネーク「こちらスネーク、八十稲羽市への潜入に成功した」
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301:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/28(日) 00:39:27.46 ID:Frhly5ka0

スネーク「……とまあ、そういう訳だそうだ」

オタコン「キャンベルもややこしい言い方するね…」





スネーク「まあいい。……そうだ、お前に文句を言わなければならんことがある」

オタコン「え?」

スネーク「お前、俺の学校の制服にフォックスハウンドの刺繍を入れるというのはどういう了見だ?」

オタコン「フォックスハウンドの刺繍…?」

スネーク「お前が俺のアパートの荷物を運んだんだろう?これがついていたせいで、フォックスハウンドを知っている奴に問い詰められて大変だったんだぞ」

オタコン「そんなバカな…というか、僕は荷物を運んだだけで中身なんて見てすらいないよ」

スネーク「何だと?」

オタコン「第一、そんなものが入ってるのを知ったら取り除くに決まってるじゃないか。僕がそんなことする訳ないだろう」

スネーク「…言われてみれば、まあ」

オタコン「僕はメイリンに指定された荷物を運んだだけだよ。誰がその荷物をまとめたかなんて知る由も無いだろう」

スネーク「…ううむ…」




オタコン「…それより君、学生生活を送るのに雷電の顔を使ってるみたいだね」

スネーク「それは…仕方ないだろう、まさかこの顔で学生なんて言って通用すると思ってるのか?」

オタコン「それはそうだけどさ。なんというか…君、雷電の顔を使って女子生徒をたらしこもうとか思ってないよね?」

スネーク「…………」

オタコン「目が露骨に泳いでるよ、スネーク」

スネーク「…俺だって、たまにはごく普通のスクールライフというものを満喫してみたい。少しくらい見逃してくれ」

オタコン「後で雷電に文句言われても知らないよ、僕」

スネーク「文句を言われたら謝ればいいさ」

オタコン「…ま、考えてみれば雷電もそんなことじゃ怒らないかな。それとさ」

スネーク「何だ?」

オタコン「君、もう学校で友達できたの?この前、七人くらいのグループと一緒に街中歩いてたよね」

スネーク「ああ、鳴上達か…」

オタコン「そうそう、鳴上君って言ったっけ。僕もこの前の昼休みに会ったんだけど、約束破られちゃってさ」

スネーク「約束?」

オタコン「君が行方不明になってから、放課後に君を一緒に探すから連絡くれって言ったんだ。だけどいざ放課後になったら連絡は来なくてね。どうしてたんだか、彼らは…」

スネーク(…鳴上達も、まさか『これからテレビの中に探しに行きます』なんて言えなかったんだろうな…)





オタコン「…まあ、そういう訳で。知ってると思うけど、僕は先生役としてこの町では生活してるからよろしくね」

スネーク「大佐にも文句を言ったが…できれば俺が先生役をやりたかったんだがな」

オタコン「いいじゃないか、憧れのスクールライフが満喫できてるんだろ?生徒役だって悪いことばかりじゃないと思うよ」

スネーク「いい歳こいて高校生のフリをするのも…なかなかしんどいんだぞ、これでも」

オタコン「ははは、カムフラージュは君の得意技じゃないか」



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