過去ログ - スネーク「こちらスネーク、八十稲羽市への潜入に成功した」
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585:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 01:03:30.68 ID:ILMakh/R0

クマ「な……ナナチャンが……?」

完二「…おい、何だってんだ。ハッキリ言いやがれ!」

足立「うぐぐ…む、胸ぐら掴まないで…」

足立「…き、昨日の夜。菜々子ちゃんの病室に何者かが忍び込んで、菜々子ちゃんに“注射”をしたらしくて…!」

スネーク「……!!」

足立「幸い、菜々子ちゃんの病状そのものは全快したらしいんだけど…その、メンタル的なダメージというか…」

雪子「何者か、って…誰だか分かってないんですか…!?」

足立「それが分かれば苦労しないよ…!とにかく、君らはほら!早く菜々子ちゃんの病室に!堂島さんもいるから…!」

鳴上「…くそっ!」





病院内 病室

鳴上「…菜々子っ!!」

菜々子「お…おにい、ちゃん…」

堂島「悠!それに、お前達…!」

陽介「どういうことっすか、菜々子ちゃんが注射されたとかって…!?」

千枝「菜々子ちゃんは無事なんですか!?」

クマ「変なクスリ入れられたとかじゃ…!」

堂島「説明してやるから、まずは落ち着け。…菜々子が昨日このベッドで寝ていたら、急に見知らぬ男が部屋に入ってきたらしい」

堂島「部屋も薄暗かったんで顔はよく見えなかったらしいが…ともかく、何やら脅されてから首筋に注射を打たれたようなんだ」

堂島「そして…説明しにくいんだが、その男は『注射を打つことで症状が治る』ようなことを言い残していったとかでな」

医師「…事実、昨日まではかなり乱れていた呼吸や心拍が、今日になって急に正常値に戻っているんです。こんなことは普通に考えてあり得ないのですが…」

雪子「で、でも…だからってそんな知らない人が打った注射なんか、信じられる訳ないじゃないですか!」

堂島「それはそうだ、俺も思っているが…」

医師「…一通り検査はしたのですが、毒物を注射されたような痕跡はありません。ですから…その、皆さんのお気持ちも分かるのですが…」

医師「…精神的な部分を除けば、特に身体への影響があるとは言えない結果でして…」

千枝「そんな…!」

完二「知らねぇ野郎に注射打たれたんだろ!?それが悪意の産物じゃなくて何だってんだよ、おいコラァ!」

直斗「巽君、落ち着いて…!」

医師「しかし、菜々子ちゃんの症状が回復しているのは事実なんです!私としてはどうにも説明のしようが…」

完二「…チッ…!」

鳴上「…菜々子、怖かっただろう。でももう大丈夫だ、お兄ちゃんがそばにいてやるからな…」

菜々子「うん……こわかった……ものすごく、こわかった……!」



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