過去ログ - スネーク「こちらスネーク、八十稲羽市への潜入に成功した」
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619:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 04:00:43.88 ID:WINVkrIP0

スネーク「…足立、透。お前にどうしても言っておきたいことがある」

足立「あぁ…!?」


シュッ バサッ


足立「!! …お、おい…なんだよ…お前のその、顔…!」

スネーク「お前はさんざんガキだのクソだのと罵ってきたが…“お前より長く生きた人間”として、一つ教えておいてやろう」

足立「なんだよ…なんなんだよ、お前…!」

スネーク「…苦しいことから逃げずに立ち向かう行為を嘲笑することで、自分の弱さを見ようとしない人間。少なからず存在する」

スネーク「努力もせず、耐えることもせず、乗り越えることもせずに、否定することでしか自尊心を保てない人間達だ」

スネーク「俺は…幾度となく死地を乗り越える傍らで、人間がいかにして成長するかを何度も目にしてきた」


『彼女は何のために戦っていたのかな…!?スネークは何のために…!?』


『…認められたかった。父の意思を継ぎ、軍人として活躍したかったから…』


『ドッグタグ?……いや、知らない名前だ。自分の名前は自分で決める』


スネーク「…逃げないということ。それこそが人を成長させる唯一の…そして最善の道なんだ」

スネーク「そして…それを嘲笑するという行為こそが大人の対応であるかのように、人々は錯覚している」

スネーク「だが、そうじゃない。…本来なら我々大人が、努力することの大切さを子供に伝えなければならないというのにな…」

スネーク「…“否定することしかできない大人”と“逃げないということの強さを知った子供”…」

スネーク「…お前が鳴上達を上回っているのは、歳だけだ。そしてそれは、人間としての器の大きさとはイコールではない」

スネーク「お前は…世の中にしか責任の所在を追及できない、腐った大人の典型でしかない!!」

足立「…だ、黙れ…黙れ黙れ黙れ黙れ!!」

足立「クソガキが…てめぇがそうだったとしても、残りがガキなのは変わらねえだろ!ガキ、ガキ、ガキ……所詮てめえらはクソガキなんだよっ!」

雪子「……ガキはあなたよ!!」

雪子「生きるのも面倒…死ぬのも嫌…そんなの、誰からも理解されないに決まってるでしょ!」

直斗「…人は、一人じゃ生きられない。だから社会と折り合うことを投げたら、生きづらいに決まってるんだ…!」

完二「…なのにテメェは、立ち向かわず、去る度胸も無く、人であることすらごまかして逃げ出そうとしてやがる」

千枝「世の中が面倒だって言ったくせに、大勢の他人を巻き込んでね…!」

直斗「…お前の理屈は全部、コドモ以下の単なるわがままだ!!」

足立「…う…うるせえ…!強がってんじゃねえよ…!」

足立「……俺を否定しないと、お前らが立ってられないんだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」



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