過去ログ - 煌と姫子の不思議な一日
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45:なんでやろ小ネタばかりはかどる ◆8ooueEfArg[sage saga]
2012/10/25(木) 21:55:02.28 ID:ZBq5KG3P0
 あれから一週間後、例のやくざから連絡があった

 妹たちは三日ほど塞ぎこんでいたけど、今ではすっかり元気になっている

 私は指定された場所に向かう道すがら、そんな事を考えていた


華菜「約束通り来たし」

やくざ「おう、来たかお嬢ちゃん」

 あの場では大見栄を切ったものの、私は雀荘で打った経験はない

 正直、今すぐ全てを放り出して逃げたしたいくらいだ

 しかし、家族や部活の友達を失うことなどできやしない


華菜(こんなの、私らしくないし)

 そうやって、弱気な心を払っていった

華菜「お嬢ちゃんじゃないし、私には華菜っていう親につけてもらった名前がちゃんとあるし」

やくざ「今日の勝負に勝ったら、認めてやるよ」

やくざ「さてと、確認だ 今日の一戦2位以上で終われば修理代はチャラにする」

やくざ「その代わり、トンだりラスで終了した場合はお前には体で支払ってもらう」

華菜「私が負けるなんてありえないし」


黒服「悪いな、それロン12000だ」

 今の直撃で、華菜は3位に転落し2位に上がるにはツモで満貫か2位に3900以上の直撃が必要となった

華菜(こんなの決勝に比べれば、全然大丈夫だし)

 ここで負けたら、私は一生家族に顔向けできなくなるだろう

 ふと、家を出るときに華菜を見送った妹たちの顔が浮かんだ

無事に帰ってきてほしい 口には出さないが、二度と姉に会えないのではないかと不安そうな表情をしていた妹たちをに対し華菜はこう言った

華菜「絶対帰ってくるし 明日はキャップも連れて遊園地にいこ」

 妹たちとの約束を破る訳にはいかない

 華菜の集中力は次第に研ぎ澄まされていった

華菜「ニャー 絶対逆転してやるし!」

黒服(ほう、このオーラが最初から出せれば、この娘もっと強くなるな)


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