過去ログ - 煌と姫子の不思議な一日
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50:本編が難産  ◆c1HExBWE76[sage saga]
2012/10/26(金) 21:39:35.14 ID:OclTJjPW0
―――少しだけ時間をさかのぼる―――

池田side

私は無理矢理、車に乗せられてどこかに連れ去られた

幸いなことに、連れ込まれた時以外危害を加えられる事はなかった

車で移動し始めて数時間経った頃だろうか、ようやく車が停まり目的地に到着したようだ


池田「ここはどこだし、これから私をどうするし」

 目的地と思われる別荘の中に入って初めてやくざの男が口を開いた

やくざ「長時間の運転ご苦労だったな、一週間後迎えに来てくれ」

やくざの男はここまで車を運転してきた男に伝え、男は帰っていった

やくざ「さて、お前には一週間ウチの組長の世話をしてもらう、もちろんお前に拒否権はない」

やくざ「安心して良いぞ、世話といっても食事と掃除、あとは組長の話し相手をするくらいだ」

華菜「本当に、それだけだし」ウタガイノメ

やくざ「もしかして、体で払ってもらうってのを夜の世話とでも思ってたのか」フフ

やくざ「あいにくウチのしのぎはそっち方面じゃない、どうしてもっていうなら紹介してやらないでもないがな」

華菜「家事なら得意分野だし」


やくざの男の言う通り、私の仕事は家事だけだった

華菜が逃げ出さなかったのは外出と家族への連絡が監視下であれば許されたのが大きかった

どうやら、このやくざの言ったことに嘘偽りはないようだ

華菜「組長さんもなかな麻雀強いし」

今日は、組長を交え麻雀を打っていた

組長「私も孫と打っているような感じがして楽しいわい」ゲホゲホ

組長「そうだ一つ賭けをしないか、もし華菜ちゃんが勝ったら明日は一日自由に過ごして構わない、もちろん監視はつけない」

華菜「その勝負受けて立つし」


壮絶な叩き合い!!

目まぐるしく変わる戦況を乗り越え

オ―ラス

華菜(この手を上がれば逆転トップだし)コト

組長(なるほど、この娘は良い勘をしておるのう、ワシも衰えたものじゃ)コト

華菜「組長さん、約束は守ってもらうし」ハイヲモッテクル

華菜「ツモだし」パタパタパタ

華菜の手牌:二三三四四五五EEFFGG ツモ:二


組長「男に二言はない 明日は思いっきり羽根を伸ばしな」


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