過去ログ - 【マテリアル・パズル】魔法少女マテリアル☆まどか【まどマギ】
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43: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/11(木) 23:54:54.71 ID:PNl0Pvb8o
そして再び、話はマミの部屋へと戻り。

「それで大体納得がいったよ、道理で何もかも見たことが無いものばかりなわけだ」
異世界に来てしまったのだという事実。その衝撃から立ち直り、ようやくアクアは小さく頷いた。

以下略



44: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/11(木) 23:55:42.38 ID:PNl0Pvb8o
「ちょっと、アクア!」
「腹が膨れたら話すよー」
咎めるマミの声にも、ひらひらとその手を軽く振るだけで。
「わかった、わかったわよ!すぐに用意するから、食事を済ませたらしっかり話してもらうわよ」
ぎりぎりと歯噛みするものの、力押しで事情を聞ける相手でもなくて。
以下略



45: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/11(木) 23:56:29.96 ID:PNl0Pvb8o
「しっかりして、アクア。今治療するから……っ!」
ぎゅっとアクアの手を握り、光のリボンでその身を包み、内部を魔力で洗浄した。
そうして出来た即席の無菌室で、アクアに癒しの魔法を振りかけた。
マミは癒しに特化した魔法少女ではない、けれどその魔法は、僅かにアクアの表情を和らげる事には成功していた。

以下略



46: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/11(木) 23:57:17.21 ID:PNl0Pvb8o
「何が、どうなってるのよ……本当に」
呆然と呟くマミのすぐ側で、それは起こった。

息絶えたはずのアクアの身体が、光を放って宙に浮く。
その手が、足が、身体中が光の中で、ばらばらに分解されていく。
以下略



47: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/11(木) 23:57:43.44 ID:PNl0Pvb8o
「……何なんだい、今の魔力の波動は」
「私にもわからないわ。けれどきっと只事では済みはしない。未来が大きく歪むのが視えるわ」
大気を響かせ、肌をぴりぴりと震わせるその波動に、落ち着かない様子の黒い少女。
その少女に、険しい目つきで椅子に座った白い少女が話しかけていた。

以下略



48: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/11(木) 23:58:36.29 ID:PNl0Pvb8o
崩れたアクアの欠片が、別の形に再構成されていく。
それは質量保存を無視するかのように膨れ上がり、再び人の形を取った。
その形が定まっていくにつれ、光と魔力の奔流は収まっていく。そして遂に、一つ大きな炸裂と共に消失した。

後に残されていたのは、マミよりも少し背の高い少年の姿。
以下略



49: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/11(木) 23:59:50.90 ID:PNl0Pvb8o
【次回予告】
アクアの死と共に現れた少年は、自らをティトォと名乗った。
彼の口から語られる、異世界の魔法使いの真実。差し迫る事情を背負った彼らは、元の世界へと戻るために動き出す。


以下略



50: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/12(金) 00:07:15.43 ID:Z3LmNwMUo
実は地味に修正してたりします。
アイドルネタは完全に思いつきですが、うっかり出せたら面白そうだなあという思いも。

>>22-23
ありがとうございます。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県)[sage]
2012/10/12(金) 09:23:32.69 ID:5Y/TPz9yo
彗龍一本乙
俺得マテパSSだ


52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/10/12(金) 11:16:54.45 ID:t2TS/ogFo
おもしろい!
神無神無を待ちながら楽しませてもらっています


53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県)[sage]
2012/10/12(金) 11:24:20.12 ID:ebIL8Tfoo
0章終わってたのか
なら本編が始まるな、長かった
久しぶりにガンガン買うかな


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