過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
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63:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/10/11(木) 20:08:14.26 ID:u1sgP17J0



甲殻に覆われた巨大な百足────吸力鎧蟲(インセクトヴァンパイア)。
第二次聖杯戦争に参加した間桐家の魔術師が愛用した、通常の使い魔とは異なるゴーレムの一種。

大蛇のような巨体と鎧の如き甲殻、
そしてそれらの重厚な見た目からは想像も付かないほどの俊敏性。
最後に犠牲者の体液を吸収する事で、魔力を己と術者に還元するドレイン能力。


それらの全てを兼ね備えたこの魔蟲は、まさに一級の魔術礼装に相応しいものだった。


ぎちぎちと音を立て、こちらを極上の獲物のように観察する巨大百足。
それを顔をしかめ、眺め、貴女は状況を考察する。


目の前にいる魔術師は、間桐家当主間桐蔵硯。けれど彼はセイバーのマスターではない。
一方でセイバーが連れているフードを被った魔術師。今は彼がセイバーのマスターだ。

アーチャーは向かいのビルで、セイバーと戦闘している。
先ほどの攻撃は避けられたものの、未だ戦力的にはアーチャーが優位である。
対して、こちらの相手はこの聖杯戦争の創始者の一人。
貴女が相手取るにしても、かなりの困難が予想される。


令呪を切って逃げるのも悪い話ではない。
けれど、セイバーがわざわざ消耗した状態で、こちらの陣地に足を踏み入れている。
これほどの好条件。果たして、もう一度見込めるものか。



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