過去ログ - ウルフルン「紙芝居やりまーす」 あかね「」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)
2012/10/11(木) 16:13:29.48 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「はーいはいはい、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。 楽しい楽しい紙芝居だよー」カンカン
あかね「」
子供A「えー? 紙芝居ー?」
子供B「なんだかとっても面白そう!」
ウルフルン「はいはい、席は早い者勝ちだよー。 近くで見た方が迫力あるよー」カンカン
あかね「」
ウルフルン「ちなみに紙芝居見てくれる良い子には色んなお菓子をプレゼントしちゃいまーす」カンカン
子供C「わぁー! お菓子っ、お菓子っ!」タタッ
子供D「そういえば今おやつの時間だー!」タタッ
あかね「」
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:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:14:39.19 ID:HiIYIaZM0
〜お読みになる前に、差支えなければ以下の文をお読み下さい〜
・スマイルプリキュアのssです。
以下略
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:15:32.56 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「はーい、もう紙芝居見てくれる良い子はいないかなー?」カンカン
あかね「………、なぁアンタ」
ウルフルン「ん? なんだプリキュアか。 何やってんだこんなとこで?」カンカン
以下略
4
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:16:30.14 ID:HiIYIaZM0
あかね(…とは言ったものの……)コソッ
ウルフルン「はいはい、これで全員になるのかなー?」カンカン
あかね(やっぱ気になるから戻ってきてもうた…)
以下略
5
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:17:02.42 ID:HiIYIaZM0
子供A「そのお姉ちゃん間に合うと思いますかー?」ハーイ
ウルフルン「どうだろうね。 オオカミさんには分からないかな」
ウルフルン「もしかしたらどん底ハッピーな事になってるかもしれないねー」アッハッハッ
以下略
6
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:17:33.05 ID:HiIYIaZM0
子供C「わーい! お菓子、お菓子……ってあれ?」グイグイ
子供B「ねーねーオオカミさん、この周りにくっいてる袋が取れないよー?」グイグイ
ウルフルン「あぁごめんね。 オオカミさんちょっと巻きすぎちゃったみたい」
以下略
7
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:18:15.11 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「むかーしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいましたー」
あかね(紙芝居ホンマに始まってもうた…)
ウルフルン「おじいさんは山へしば刈りにー、おばあさんは川へ洗濯しに出かけましたー」
以下略
8
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:18:42.98 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこーっどんぶらこーっと大きな桃が流れてきましたー」
あかね(っていうかこれ桃太郎やんか。 もうみんな知ってるんとちゃうか?)
子供B「あっ分かった! これって、こういうやり方で巻いてたんだー」
以下略
9
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:19:19.62 ID:HiIYIaZM0
子供B「ほら、こうやってクルクルってしていくと…」スルスル
子供F「あ、本当だ! だんだんお菓子が見えてきた!」スゴーイ
子供C「Yes!!!」
以下略
10
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:20:04.25 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「オオカミは続けて桃を食べようとしましたが、そこにおじいさんが帰ってきましたー」
ウルフルン「おじいさんはすぐに状況を理解し、おばあさんのかたきを討とうとしば刈り用の鉈を手にしましたー」
子供D「初めて聞くお話だねこれ」スルスル
以下略
11
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:20:37.13 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「ところが残念。 おじいさんはオオカミに負けてしまい食べられてしまいましたー」
子供B「えぇー」スルスル
ウルフルン「それもそのはず。 オオカミはずっとずっと人間よりも強かったからですー」
以下略
12
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:21:05.74 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「オオカミは最後に残ったお腹一杯食べましたー」
ウルフルン「満足したオオカミは、自分のお家に帰っていきましたー」
以下略
13
:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:21:56.57 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「いやーやっぱりオオカミは強かった。 人間達に勝てる術なんてありませんでした」パチパチ
あかね(……忘れとった。 アイツ、バットエンド側の住民やった)ハァー
ウルフルン「オオカミが登場すれば、その物語に幸せな結末なんて来ませんからねー」
以下略
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:
HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:22:35.46 ID:HiIYIaZM0
子供A「冗談じゃないよ!! なんでみんな食べられて終わっちゃうんだよ!?」パキペキ
ウルフルン「それは、自然界の厳しさという奴で……あとお前、ナイスアッパー…」ガクガク
子供B「オオカミが出ていても、赤ずきんとか幸せになってるじゃん!!」ビュッ ビュッ
以下略
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:23:39.25 ID:HiIYIaZM0
子供A「納豆餃子飴って何さ!? 無茶苦茶くさいんだけど!?」
ウルフルン「そりゃそうだろ? そんなにくさくなかったらラッピングも必要なかったからな」
子供F「あっ!! だからあんなに沢山の袋でグルグル巻きにしてたんだ!」ナルホド
以下略
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:24:10.53 ID:HiIYIaZM0
子供達「「「わ――――――――――!!!」」」ダダダダ
ウルフルン「おいおい。 さっきは油断してたが、本気の俺様に勝てる訳ないだろ?」ウルッフフ
あかね「早よ助けんと…っ!」ダッ
以下略
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:25:03.30 ID:HiIYIaZM0
ウルフルン「くっせぇ!! 汚ねぇ!! あとくっせぇ!!」ペッペッ
子供A「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ブンッ
ウルフルン「ば、馬鹿がっ! そんなガキの攻撃なんぞ、真正面から受け止めりゃ痛くもかゆくも―――」
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:25:59.97 ID:HiIYIaZM0
子供A「みんないっくよー!」スッ
ウルフルン「ちょ、ちょっと待て…俺様はオオカミ―――」
子供A「いっせーのーでぇ!!」
以下略
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:26:47.82 ID:HiIYIaZM0
あかね「つーかあのオオカミ大丈夫なんか? 助けた方がええかも…って」ブルルッ
あかね「うー……その前にお花摘みに行きましょか。 別に今すぐ助けんたってええやろ」クルッ
あかね「アイツウチより背高いし……うん、大丈夫大丈夫」タタッ
以下略
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:27:20.69 ID:HiIYIaZM0
子供F「それなら多分、大丈夫だとは思うけど…」
子供E「…でもそうなると、口の中に飴を入れなきゃならないんだよ?」
子供C「平気だよ! さっき食べたから慣れてるもん!」フンス
以下略
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HiIYIaZM0
2012/10/11(木) 16:28:13.76 ID:HiIYIaZM0
子供C「悪く思わないでね、オオカミさん」スタスタ
ウルフルン「…ッ!」プルプル
子供C「僕は別に、オオカミさんに恨みがあるからやってる訳じゃないんだよ?」ガリッ ←飴に噛み付く音
以下略
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