過去ログ - ウルフルン「紙芝居やりまーす」 あかね「」
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212: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:38:44.61 ID:dwvtrqUG0
先輩A「…それじゃあ解散しましょうか。 明日も朝練があるから、みんなよろしくね」テクテク

バレー部員C(2年生)「あ、あの!!」

先輩B「えー何〜? まだ何かあるの〜?」クルッ
以下略



213: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:40:25.33 ID:dwvtrqUG0
バレー部員A「り……理由が、ない…ですって?」ワナワナ

先輩A「そう、理由なんてない。 そして理由がないから分かってもらえるはずがない」

バレー部員B「ますます納得できません! 理由がないなら尚更、どうして日野さんの事を…っ!」
以下略



214: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:42:13.66 ID:dwvtrqUG0
先輩A「あぁそうそう、言い忘れてたけど」クルッ

先輩A「この事は日野さんには言わないように。 もちろんこのバレー部以外の人達にもね」

先輩A「もしこの事がバレたりしたら……分かってるわよね?」
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215: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:44:18.60 ID:dwvtrqUG0
あかね「……そうやったんか…そんな事が……」

後輩「はい…」

後輩「脅された先輩達はその後、私達1年に対して何度も何度もお願いしてきました。 『お願いだから言わないで』って」
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216: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:46:05.00 ID:dwvtrqUG0
あかね「今まで先輩達にされてきた事は絶対理由があるはずやって、絶対ウチが何かやらかしたからやって思ってたんや」

あかね「だからその原因を必ず見つけて、見つけたらそれについて先輩達に謝ろうって心に決めとった」

後輩「………」
以下略



217: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:48:08.74 ID:dwvtrqUG0
あかね「いやー納得できたわー。 理由なんて最初っからあらへんかったんやー」ウンウン

後輩「………」

あかね「ほなこれからどないしよっかなー? どないしたらええんやろー?」ウーム
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218: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:50:19.61 ID:dwvtrqUG0
あかね「なるほどなー。 この話は2人だけの秘密っちゅー事になるんかー」ウンウン

後輩「……あの、できればこの事は誰にも…」

あかね「ちょいストーップ!」
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219: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:52:14.78 ID:dwvtrqUG0
後輩「日野先輩…」

あかね「さーて、もうそろそろ授業が始まるかもしれへんなー」ノビー

後輩「えっ? …あっ!? 本当だ!」
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220: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:54:18.65 ID:dwvtrqUG0
あかね「ええから早よう行っとき行っとき。 これからウチは、たまたま偶然手渡しされた絆創膏を貼るさかい」

後輩「…はい、分かりました。 ……失礼します」クルッ

あかね「あーそれと、これは単なる独り言やけどな…」
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221: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/13(土) 23:57:13.34 ID:dwvtrqUG0
あかね「さーて、と。 早速膝に絆創膏でも貼っちゃいますかー」ペリッ

あかね「フンフンフフ〜ン♪」ペタペタ

あかね「よっしゃ! 我ながらええ出来やで!」ジャジャーン
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