過去ログ - ウルフルン「紙芝居やりまーす」 あかね「」
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519: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 21:57:06.75 ID:4718zAE80
ウルフルン「……ケッ!! 分ぁったよ!! 全部聞きゃあいいんだろ聞きゃあ!!」

ウルフルン「要は話終われば済むんだろ!? じゃあちゃっちゃと言いたいこと言って、早く終わらせろっつーんだよ!!」

みゆき「う、うんっ。 じゃあ……今から言うね」
以下略



520: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:00:05.71 ID:4718zAE80
みゆき「……オオカミさん」

ウルフルン「おう」ボリボリ

ウルフルン(全部一つ返事で済ませ、興味なさ気に振る舞え……少しでも食いついたらおしまいだと思えよ俺……)
以下略



521: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:03:29.40 ID:4718zAE80
ウルフルン「へ? は? …何だ? 何か今変なこと言わなかったかお前?」

ウルフルン「救った? …テメェらを? 俺が? ……俺が救った?? は? へ?」パニック

なお「……みゆきちゃん、一体どういうことなの?」
以下略



522: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:06:12.81 ID:4718zAE80
ウルフルン「『救う』…? そんな事したのか俺? …いや、そんな事あるはずがねぇ。 だって俺は―――」パニック

みゆき「オオカミさん…」ズイッ

ウルフルン「ってうおぉっ!!? 何いきなり目の前に立ってんだよテメェ!?」ビックゥ!
以下略



523: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:09:35.73 ID:4718zAE80
みゆき「えっとね……オオカミさんは今日、学校でどんな事したか覚えてる?」

ウルフルン「……ああ。 そりゃもちろんな」

みゆき「学校の朝礼で自分がやってきた事を告白して、学校中のみんなを不幸にしてやるって宣言して…」
以下略



524: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:12:06.89 ID:4718zAE80
みゆき「…あの朝礼はね、オオカミさんがいてもいなくても必ずやらなくちゃいけなかったんだよ」

ウルフルン「………」

みゆき「それでね……今回はたまたま貴方が出てきてくれたから、ああゆう事になったんだけど…」
以下略



525: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:15:08.17 ID:4718zAE80
みゆき「やっぱり怖いからって距離を置こうとしてたのかな? それとも、信用できないからって敵視してたのかな…?」

みゆき「ううん……もしかしたら、学校中のみんなが上履きを投げるような事を…私達もしていたのかも…」

やよい「………っ」ギュッ
以下略



526: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:18:16.73 ID:4718zAE80
ウルフルン「………」

みゆき「…最後にね、寝ているあかねちゃんを見たとき……ちょっとだけ笑っているように見えたんだ」

みゆき「ほんのちょっぴりなんだけど、それでも心からホッとしているような……見てるこっちが安心できるような、そんな笑顔」
以下略



527: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:21:07.16 ID:4718zAE80
ウルフルン「アイツが……笑ってた? 冗談だろ?」

みゆき「…ううん。 ちょっと分かりづらかったけど…確かに笑ってた」

ウルフルン「だ、だってよ? 俺、アイツが持ってたものを奪ってやったんだぜ? 悔しがってるはずじゃ…」
以下略



528: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/10/17(水) 22:24:03.89 ID:4718zAE80
みゆき「……やっぱそうなんだ」

ウルフルン「あん?」

みゆき「やっぱりオオカミさんは、私が思ってるような理由で動いてる訳じゃなかったんだね。 …ちょっとだけ期待してたんだけどなー…」エヘヘ
以下略



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