過去ログ - ウルフルン「紙芝居やりまーす」 あかね「」
1- 20
671: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:03:35.23 ID:tHq3RwsZ0
後輩「だ、だってぇ……さっき私、先輩に酷い事言っちゃったのに……」ウルウル

あかね「『酷い事』……?」ウーム


以下略



672: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:09:00.93 ID:tHq3RwsZ0
あかね「それでも気付いたんは、すぐ後からなんやけどなー…」エヘヘ

あかね「それにしても、最初言われた時は気が動転してるせいかむっちゃ効いたわー。 心にグサーッと」

後輩「うっ……す、すみません…」シュン・・・
以下略



673: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:12:02.79 ID:tHq3RwsZ0
後輩「あの時、あのオオカミみたいな人がいなければどうなっていた事か……」

あかね「………」

後輩「…まぁでも、そんな事考えたって仕方ないですよね。 今はとりあえず、助かった事に素直に喜んで―――」
以下略



674: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:15:02.43 ID:4+ul897v0
あかね「……なぁ、ところでアンタは大丈夫なんか?」

後輩「えっ?」

あかね「アンタも脅されとるんやろ? せやったら、こうやって話するのも色々マズいんちゃう?」
以下略



675: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:18:01.05 ID:4+ul897v0
後輩「なんでそんな事を言うんですか!? なんで貴女はいつだってそうなんですか!?」ズイッ

あかね「な…なんでって……?」オロオロ

後輩「絶対に苦しいのに、辛いはずなのに……なんで誰にも助けを求めず、迷惑も掛けず、自分だけの力でなんとかしようとしてるのですか貴方は…っ!?」
以下略



676: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:21:09.59 ID:4+ul897v0
あかね「え…えーっとえーっと……そこまで思いつめんでもええんよ? ウチは全然大丈夫やから…」

後輩「ですから…もう決めたんです!」

あかね「? 『決めた』って…?」
以下略



677: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:24:08.23 ID:4+ul897v0
後輩「……先輩の気持ちは痛いほどよく分かりますよ」フゥ

後輩「『他の人が不幸になるぐらいなら、自分1人で不幸になった方がマシだ』とか思ってるのでしょう……まさに先輩が考えそうなことです」

あかね「…せやったら、なんで……」
以下略



678: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:27:14.20 ID:4+ul897v0
あかね「………」

後輩「………」

あかね「………」
以下略



679: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:30:03.44 ID:4+ul897v0
後輩「……多分先輩は、嬉しいから泣いてるのではないでしょうか?」

あかね「嬉しいから、泣いてる…?」ポロポロ

後輩「はい。 …人は思いがけない喜びを得ると、自然と目から涙が流れるそうなんです」
以下略



680: ◆H3wIyvPEFwWf[saga]
2012/12/24(月) 19:33:01.74 ID:4+ul897v0
〜数分後〜


あかね「あー、スッキリしたわーホンマ」ゴシゴシ

以下略



941Res/565.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice