過去ログ - 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」
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◆Y79ev7DOE0Zd
[saga sage]
2014/01/08(水) 23:24:50.76 ID:QWltZqY8o
第399話 藍編 2
ガタンゴトン。ガタンゴトン。
白銀の雪景色の中を電車が駆け抜ける。
少し離れた公園に行くためいつもとは別方向の電車に乗っている。
建物がどんどん少なくなり真っ白な田んぼと山とのどかになってきた。
藍「綺麗だねー。さすが特別な日」
撫子「? 特別な日? まぁ今日は珍しく晴れたからね」
藍「……バカ」
どういうことだろう……何かあったのだろうかと思う。
撫子「え? なに? ちょっとおしえてよ」
藍「おしえてあげない。撫子が思い出すまで」
撫子「うーん。考える」
藍「もう思い出すまで口聞いてあげないー」
ぷくぅ〜と藍の頬が膨れてすねてしまった。
撫子「え……」
10分後
10分間……10分間も経ってしまったか。
撫子「うーん……」
10分間も考えてもわからない。降りる駅は次に迫っている。
撫子「ごめんわからない」
藍「もうー!! なんでわからないの!! 今日は! 私達の!! 付き合った日!! そのために空けてくれてたんじゃないの! 撫子のバカ!!!」
藍は顔を赤くしながら怒りながら照れる。
撫子「あ、そうだった。ごめんよ。なにかおごるから機嫌直して」
藍「全く! 恋人との記念日を忘れるとは! 撫子はどこの鈍感主人公なの。後で雪見大福おごってね」
こんな寒い日にアイスを食べるのかと思う。
プシュー
電車は目的地の駅についた。
撫子「藍ついたよ。降りよう」
そう言って、私達は地元から少し離れた駅でおりる。
第399話 藍編 2 終わり
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