過去ログ - 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」
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923:1 ◆Y79ev7DOE0Zd[saga sage]
2014/03/05(水) 02:44:15.96 ID:5tPegTlho

撫子「(まさかの親公認)」

櫻子「いずれにせよ、ねーちゃんが出て行ってくれて私は伸び伸びできるね」

大室母「こら櫻子!」

撫子「全くだよ。手のかかる妹とようやくおさらばって思うとせいせいする」

花子「……」

藍「花子ちゃん? どうかした?」

花子「な、なんでもないし! 撫子お姉ちゃんのことよろしくだし、藍お姉さん」

花子「……」


藍「あ、私そろそろ帰るね」

撫子「駅まで送っていくよ」

藍「ふふ、ありがと」



藍「それにしても来月には京都かぁ……新生活が始まるんだね」

撫子「うん、きっと楽しいよ」

藍「そうだね。撫子と一緒だもん」

駅で藍と別れて帰路につく。夕日が眩しい。
それにしても、新生活か……今とは環境も変わるし全く別の世界になるんだろうな。



そんなことを考えながら歩いていると不意に目眩がする。夕日が眩しい。
あれ……夕日ってこんなに眩しかったっけ? というか遠景の街全体が赤く染まっている。
私の意識はそこで途切れた。





気が付くと、道路で倒れていた。何時間くらい倒れていたのだろう。辺りはすっかり真っ暗だ。
まだ目眩が残っている。熱でもあるのだろうか……とりあえず帰らないと

まだこのとき、私は”全く別の世界”に来てしまったことに気づいていなかった。

第447話 反転世界 1 終わり


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