過去ログ - 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」
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978:1 ◆Y79ev7DOE0Zd[saga sage]
2014/04/02(水) 23:44:05.26 ID:KqTXsjz9o
撫子「んん」

美穂「撫子?」

撫子「美穂」

美穂「どうだった?」

手元を見ると紙が消えている。ただ、消えたのは星を書いた紙だけで、メモの方は残っていた。星を書いた紙にセロハンテープでつけていたのに、まるで星の紙に最初から貼り付けていないかのように消えた。

撫子「成功だ」

美穂「ホントだ。本当に消えるんだ」

撫子「ただ、消えたのは星を書いた紙だけか」

美穂に夢であった内容を話した。

美穂「うーん、私の記憶は、その後撫子が接触してきたようには変わらなかったなぁ」

撫子「そっか。まぁ、あの星の紙には何も書いてなかったし。ただ、赤文字で星の中に飽きたって書いてる不気味な紙が送られただけだし」

美穂「後、夢の世界で、こっちの世界に戻れなくなりそうだったっていうことだけど。こっちの世界で私が見張っていたから撫子は帰って来れたんだと思う」

撫子「うん、私もそう思う。たぶん、夢の中に居られる時間に期限があって、それを過ぎると強制的にどこかの世界に送られる、この世界に存在が固定されていたから、この世界に強制送還されたような気がする」

美穂「そうだね。私が目を離してたときもあったから、次からはカメラで録画もしておいたほうがいいかもしれない」

撫子「うん、お願い」

私は、飽きたと星を書いた紙の裏に別の世界から来た撫子であるということと、八重野美穂と話せという要点だけを書いた紙を作りまた寝ることにした。

第482話 パラレルワールド 9 終わり


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