過去ログ - 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」
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988:1 ◆Y79ev7DOE0Zd[sage saga]
2014/04/05(土) 01:19:29.50 ID:5uGR/nDw0

藍「ご、ごめん! 遅れて!! 今日なに着ていくか迷っちゃった」

撫子「来た来た」

美穂「ヒロインは遅れてやってくる!」

美穂「そうだ、行く前に写真取らない? ちょうど桜が満開だし」

撫子「いいけど、誰が撮るの?」

美穂「自動撮りで、向かいのベンチの上にでもおけば」

撫子「なるほど」

美穂「それじゃあ、いくよ〜」

藍・撫子・めぐみ「はーい」

3……2……

めぐみ「美穂ー早くー」

美穂「うん、よいしょっと」

1……

めぐみ「あ、ちょっとまってなんか鼻がムズムズする。ハッハックション!!」

パシャ

めぐみ「あーあぁ!! もいっかい撮り直してぇー!!」

美穂「うん、いい顔。だーめ、もうこれみんなのケータイに送っちゃう」

撫子「あはは、面白い顔」

めぐみ「あーもう駄目だって! 消してー!!」

藍「ふふ」

撫子「あ、電車来た」

藍「じゃあ、私達行くね」

めぐみ「うん」

美穂「じゃーねー」

撫子「うんまたね」

プシュー

ガタンゴトン……ガタンゴトン

藍「なんだか、最後の最後にいろいろあったね」

撫子「うん。今年は年明けから年度末まで密度が濃かった」

藍「私に伝えず志望校変えるわ。異世界に勝手に行くわ撫子は無茶し過ぎだよ」

撫子「ごめん。気をつける。でも、藍も思いつめすぎることがよくあるよ。気をつけてね」

藍「うん」

これからも、たくさん大変なことがあるかもしれない。それでも、私は藍を、この世界を選んだんだ。
だから、これからもこの世界の大切なものを守っていこうと思った。

最終話 桜咲く門出 終わり


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