過去ログ - 久「私は団体戦に出たいのよ!!」京太郎「俺には関係ない」
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4: ◆oS4/JA6V6s[saga]
2012/10/11(木) 20:21:41.73 ID:mumut/W30
俺と照は中学校が一緒で、中学一年の時、他人に対して無愛想で無関心な照の事を気にかけて積極的に関わっていくうちに、照が俺に懐くようになった。

中学三年のある日、照の両親が別居する事となり、母親によって照が無理矢理東京に連れて行かれると、咲から聞いた俺は、宮永家から出て行こうとする照を引きとめた。
照はその時、泣きながら俺にしがみついて東京に行きたくないと、告白してきた。
俺は照の母親を説得し、照が長野に残れるように頼み込んだ。
照の母親は俺の説得より、泣きながら俺の腕にしがみつく照を見て、あきらめたように溜息をついた。

照の母「麻雀に強くなりたいなら、東京に行くべきよ」

照「東京に…京太郎はいないから…」グスグス

俺は照の頭を撫でながら泣き止むのを待った。
確かに俺と照は仲のいい友達だから、照がそう言ってくれるのは嬉しかった。
そんな風に言うと、少し気の抜けたような、少し怒ったような顔で、何故か俺は「バカ」って言われた。

なんで罵られたのか、意味がわからん。

その後、俺の高校進路は実家から少し遠い工業高校にするつもりだったが、照が俺と一緒に清澄高校に行きたいと言ってきたので、進学先を家から近い清澄高校に変える事となった。
少し勉強を頑張らないと入れなかったが、照がつきっきりで俺に勉強を教えてくれたから、俺も成績が上がり、浪人する事無く清澄高校に入学できる事となった。

その時、宮永家で勉強の息抜きでやった麻雀は照と、照の妹の咲の二人が異常に強くて、俺と照の父親は常に最下位争いとハコ回避が日常となっていた。


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