過去ログ - 久「私は団体戦に出たいのよ!!」京太郎「俺には関係ない」
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8: ◆oS4/JA6V6s[saga]
2012/10/11(木) 20:30:11.88 ID:mumut/W30
俺と照が手を繋いで、走って、清澄高校の校門を駆け抜ける。
今の時間は8時17分。
ホームルーム開始が8時25分なので、照のペースにあわせて歩いてたら少し危なかった。

俺と照は同じクラスだが、さすがに教室まで一緒に手を繋いで行く事はさすがにない。
俺が照の手を放すと、照は少し自分の手を見つめ、少し何かを考えて、結局、片手で持ってた鞄を両腕で抱え込む。

クラスに到着した俺と照。
俺の席は窓際の後ろから二番目。照の席は廊下側の前から三番目。
位置的には結構離れているが、俺が席に着くと照はトテトテとやってきて、俺の机の上に腰掛けて、ホームルームが始まるまで、少しの時間だが本を読み始める。
俺は話題があれば照に話しかけるが、なければこのまま朝のホームルームが始まるまで、基本放置である。

京太郎「そういえばもう1ヶ月は経つけど、照は部活どこに入るか決めたのか?」

照「うん。文芸部に入ろうかなって…」

京太郎「麻雀部じゃなくてか?」

照「清澄高校は麻雀部がないから」

京太郎「そうなのか。残念だったな、照」

照「別にどうでもいい。麻雀よりも京太郎と一緒にいる方が楽しい」ボソボソ

京太郎「ん?何か言ったか」

照「べ、別に…」

京太郎「そっか」

京太郎「まあ、俺も照といる方が楽しいけどな」

照「……!!」////

照「聞こえてたの!?」

京太郎「これだけ近けりゃ、聞こえるだろ」

照「…京太郎のバカ」

京太郎「安心しろ。自覚はある」



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