過去ログ - 恒一「東方仗助君? 仗助ってジョジョって読めるよね」
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142: ◆40t.IUZ/Q2[sage saga]
2012/10/28(日) 18:58:28.69 ID:NciGOMmao
桜木「びっくりしたけど、彼女なりの気づかいだったのね」

桜木「実際は逆だったんだけど、大事な人に『死者』だという勇気があるかってことね」

桜木「偶然、彼女は左目で私をみて、私が『死者』だと気づいた」

小椋「で、東方君には言ったの?」

桜木「見崎さんと一緒にね。まだその時は『子守唄』の仕組が判らなかったのだけど」

桜木「『死者』が忘れられてしまうかもしれない。というのは今までの例でもあきらかだった」

桜木「自分が死んだことになる、記憶が改ざんされるってことは、怖いことですよね」

小椋「……」

桜木「でも、私はすでに仗助くんとの戦いで二度死んでいてもおかしくなかった」

桜木「なので、私も覚悟はできているから、仗助くんも覚悟してくださいと言った」

桜木「忘れられる。忘れてしまう覚悟ですね」

小椋「なんか色々、かなわないな」

桜木「?」

小椋「私も忘れられるのは怖い。でも、半ば諦めかけていた」

小椋「でも、見崎さんに『死』を視せられて、すごく怖かった」

小椋「おかしいよね。もう『死者』なのに死を怖がるなんて」

小椋「こんな怖いこと、もう誰にも味あわせたくないと思った」

小椋「それで、私も少し頑張ってみようと考えなおしたんだよ」

桜木「……」

桜木「いいんじゃないでしょうか?」

桜木「最後に愛と勇気が勝つストーリー、って憧れですよね」


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