過去ログ - 杏子「寝坊の秋。二度寝の秋。早寝の秋」ヒョイパクモグモグ ほむほむ「ホビャァァァァ…」グチャリ
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/13(土) 15:42:07.13 ID:6Gsbd7rs0
『夢みたい……』



「…ホムー…」トボトボ…

「あ!ほむほむだぁ///」

「ホ…ホム!?」ビクッ!!

「てぃひ♪ そんなに怖がらなくてもいいよ♪」

「ホムゥ?」キョトン…

「ねぇ? 突然だけど、わたしの飼いほむになってくれないかな? 前からずっとほむほむ飼いたかったの♪」

「ホッ!?ホムムゥ♪」ピョンピョン!

「いいの? よかった〜『おーい、まどかー……』

「あ! わたし今から学校に行かないといけないんだ……学校には連れて行けないから、終わったら迎えに来るね♪ また後でね♪」タッタッタッ

「ホムムー♪」テフリフリ

・・・・・・・・

ほむほむは突然の事に興奮していた。

日課の餌集めに失敗して、重い足取りでとぼとぼと巣に帰っていたのが嘘のように身体が軽い。

今は巣の中で喜びを噛み締めている……


「ホムムゥ///」ニヘラ///

『飼い……ほむ///』


ほむほむは若ほむの時に両親と妹を亡くした……野良猫に殺されたのだ。

その時以来一匹でこの巣で過ごし……今は立派なほむほむになって、餌探しと番探しに毎日奔走していたのだ。

しかし、まさか自分が飼いほむになれるとは思ってもいなかった……もちろん、なりたいとはずっと思ってはいたが……


「ホムムゥ…マドカァ///」ニヘラ///

『飼いほむになったらごはんもお腹一杯食べられるし、まどまどと番に……もしかしたら白まどと番になれるかも///』


ほむほむはそんな事を想像しながらふと、思いついた。


「ホムン!!」

『そうだ! ご主人にお花をプレゼントしよう! そうしたらきっと喜んでくれるはず♪』

『……「ありがとー/// あなたのお嫁さんは白まどにしてあげるからね♪」……そう言ってくれるに違いない♪』


「ホムムー♪」トテテテテ…


ほむほむは巣から離れた公園に走っていった……その公園は幼い頃、母ほむに連れられて行ったことのある公園だ。

また行きたいと何度も思ったが母達が居なくなってからは行った事が無かった……長時間巣を留守にしてしまう為、他のほむほむに巣を乗っ取られる恐れがあるからだ

『母まども一緒に行こう』と何度も言ったが断られたのはそれを避けるためだったのかと……今ならわかる。


餌集めから巣に帰ってきた時はいつも警戒しながら巣に入る……何度か知らないほむまどが居た事もあった……

しかしもうそんな心配はしなくてもいい……なぜなら……


『わたしはもう飼いほむなんだから♪』

・・・・・・・・


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