過去ログ - 杏子「寝坊の秋。二度寝の秋。早寝の秋」ﾋｮｲﾊﾟｸﾓｸﾞﾓｸﾞ ほむほむ「ﾎﾋﾞｬｧｧｧｧ…」ｸﾞﾁｬﾘ
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2012/10/15(月) 19:32:49.71 ID:YUqN0fce0

「ほら、この水槽をあなた達に貸してあげるわ……」ﾎﾟｲﾎﾟｲ!

「ﾎﾐｬｯ!?」ﾎﾟﾃ!

「ﾐｬﾛｯ!?」ﾎﾟﾃﾝ!


学校からの帰りに、道端で何かをこねていた仔ほむと仔まどを見つけたので家に連れて帰ることにした。


「ﾎﾐ…」「ﾐｬﾛ…」ｲﾀﾀ…　ﾖﾛﾖﾛ…

「落とす位置が高すぎたかしら……大丈夫？」

「…ﾎﾐｭｳ…?」…ｺｺﾄﾞｺ…?　ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…　ｷｮﾛｷｮﾛ

「ﾐｬﾛﾛｵｵｫｫｫ…」ｺﾜｲﾖｫ!　ﾋﾟｴｪｪ…ﾝ…


やはりほむまどは頑丈ね……心配して損したわ……


「ﾎﾐｭｯ!?ﾐｬﾛｶｧ…」ｷﾞｭｰ…　ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ…　ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

「ﾎﾐｭﾗﾁｬｯ!!ﾐｬﾛｫｫｫ…」ｵﾈｪﾁｬｯ!!　ﾋﾟｴｪｪ…ﾝ…　ｷﾞｭｰ!!

「仔ほむが姉かしら？　まぁ、どちらでもかまわないけれど……」


大泣きしている仔まどを仔ほむが抱きしめてあやす……しかし仔まどは全く泣き止まない……うるさいわね……


「さっさと泣き止みなさい……」ｽｯ…

「ﾐｬﾛｵ…『ﾋﾞｼｯ!』…ﾐｬｺﾞｯ!?」ｺﾞﾛｺﾞﾛｰ…ﾄﾞﾝ!

「ﾎﾐｬｱｱｧｧｯ!?ﾐｬﾛｶｱｧｧ…」ｲﾓｳﾁｮｫｫ!?

「…ﾐｬﾛ…」ﾋﾟｸﾋﾟｸ…


仔まどは仔ほむの腕から勢いよく吹っ飛び、壁にぶつかって痙攣し始めた……


「気絶したの？　だらしないわね……」

「ﾐｬﾛｶｧ…」ｲﾓｳﾁｮ…　ﾄﾃﾃﾃ…　ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…


仔ほむが仔まどに急いで駆け寄り、再びその顔を舐め始めた。


「仔ほむは妹思いね……仔ほむに免じて許してあげるわ……」

「水槽にティッシュを入れてあげるから、それを寝床にして介抱してあげなさい……」ｶﾞｻｶﾞｻ…　ﾎﾟｲｯ!

「ﾎﾐｭｳ…『ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ…』ﾎﾐｬｱｯ!?」ﾜﾀﾜﾀ…

「…ﾐ…ﾛ…」ｸﾃｰ…

「それじゃあ私は食事を済ませてくるから……」ｽﾀｽﾀｽﾀ…

「ﾎﾐｭｳｩｩｩ…」ﾓｿﾓｿ…　ｲｺﾞｲｺﾞ…

・・・・・・・・

「ふぅ、食べ過ぎたかしら？　さてと……」ｽﾀｽﾀ…


私が部屋に帰ってくると……


「…」「…」Zzz…　ﾓｿ…ﾓｿ…


水槽の中に二匹の姿は無く、代りにティシュの固まり出来上がっていた……その中から寝息が聞こえてくる。


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