過去ログ - ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-38冊目-【超電磁砲】 -SS速報VIP

過去ログ - ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-38冊目-【超電磁砲】

↓ 1- 覧 板 20

642:拗ねた黒夜の慰め方[sage]
2013/01/20(日) 18:41:26.48 ID:Gi7FxL0N0

こっちを見ずによくもまあ正確に当てられるものだと思うが、
それでも柔らかいものを選んで投げる優しさは残してくれているらしい。

「だったら一言そう言ってくれたら良かったじゃん！」

「ずっとほったらかしにして、私だって怖かったんだよ！無理やり歯医者連れてかれて、それでも浜ちゃんが迎えに来てくれるって言うから頑張ったのに！…ぐすっ…ひっく…」

「びぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん！！！」

「どうせ浜ちゃんは私よりもあっちの方が大事なんでしょ！もう、私の事なんて放っといてよ！」

大泣きしながら黒夜は不満をぶちまける。

言い過ぎだと思わなくも無いが、今の自分にはそれを咎める資格はない。
泣きじゃくる黒夜の背を後ろから抱きしめ、浜面は囁くようにゆっくりと謝罪の言葉を口にする。

「そんな事言わないでくれよ、黒夜。」

「どっちがどっちとかじゃ無いんだ。俺は黒夜の事もフレメアと同じぐらい大切に思ってる。」

「だから、黒夜の事を迎えに行ってやれなかった事は、本当に悪いと思ってる。フレメアの事は関係ない。俺がお前を気遣ってやれなかっただけなんだ。」

「なあ頼むよ、黒鳥。俺に出来る事なら何でもするから、だから許してくれないか？」
その言葉とともに、浜面は黒夜を抱きしめる腕に、より一層の力を込める。

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

1002Res/558.91 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ