過去ログ - ほむら「ちょっと記憶が混乱してるというか……」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:07:00.61 ID:N9TKSdAFo
「仲間が欲しいなら、マミを頼ってみたらどうだい?
同じ学校に通ってるという事は覚えてるだろう?」

「そういう意味じゃないんだけど……」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:07:54.26 ID:N9TKSdAFo
「待ち合わせは――」

「――時に――の前で」

「オッケー。それじゃ、よろしくね! またあとで」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:08:56.92 ID:N9TKSdAFo
マミと会う前に、寄り道をする。

通学路沿いにある河川敷。
ここは時々、あの子の家族が散歩に来る。

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:09:52.40 ID:N9TKSdAFo
「記憶が無い?」

マミは小さいノートを片手に、待っていた。
受験勉強が忙しいらしい。
この人は以前、魔法少女に無駄な時間は無いとか言っていたっけ。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:15:55.82 ID:N9TKSdAFo
すっかり日も暮れて、空には蝙蝠が舞い始めた。
今日、魔獣の出現が予想されるのは街郊外にある共同墓地。
この場所で魔獣を待ち構える。

「予想通りだね。魔獣達の登場だ」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:17:24.83 ID:N9TKSdAFo
墓地の一角がひしゃげて、モザイクがかった不安定な空間から魔獣の群れが現れた。

数は五体。
どれも体長4メートルほどの巨躯、白い体に白い衣、節々をモザイクのような歪みに蝕まれて、苦悶するかのような鳴き声を上げる。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:18:10.22 ID:N9TKSdAFo
「小手調べは終わりね」

「マミ、お願い」

露払いをマミに任せて、私は撃ち漏らしを狙う。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:18:49.89 ID:N9TKSdAFo
魔獣達が自らの頭部、モザイクのような歪みから“武器”を取り出した。

巨体に相応しい大剣がひとつ。
それから見覚えのある弓、シンプルな形のマスケット……

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:19:39.17 ID:N9TKSdAFo
それぞれの得物で、射撃戦を交わす。

残りの魔獣はなかなか倒れない。
もう何本も矢を撃ち込んだのに、どうもあの巨体に相応しくタフらしい。

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:20:35.06 ID:N9TKSdAFo
「しまった――」

「暁美さん!」

向かい合った魔獣が、互いに面制圧を成し得る大量の矢弾を射出する。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 00:21:15.47 ID:N9TKSdAFo
「私の武器が銃だけだと思ったのが間違いね」

私の背後で、マミは魔獣の銃弾を全て文字通り“弾き返して”いた。
マスケットの魔獣は自らの放った銃弾と、弓の流れ弾を浴びて四散している。
それはいい。それは予想通り。
以下略



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