過去ログ - ほむら「ちょっと記憶が混乱してるというか……」
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54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/27(土) 23:27:56.28 ID:Te/1Xnp0o
「織莉子が私に会いたがってる、ですって?」

「そうだよ、ほむら。
彼女は彼女の魔法によって、暁美ほむらという特異な魔法少女の存在を知っている」

「彼女は今も私を探しているの?」

「それは違う。彼女は君が自分から会いに来るのを待っているんだ。
というより、知っていると言えばいいかな」

私がいずれ会いに行くのを、知っている?

「確かに、魔獣に対抗する戦力は欲しい。
だけど、敵か味方も分からない相手に、のこのこ会いに行くとは限らないでしょう」

「君がなぜ織莉子に対して殊更に警戒心を見せるのか、分からないけど。
もし彼女を敵視するのであれば、尚更、すぐにでも会いに行くべきじゃないかな」

「どうして?」

「君は普段人間として生活している以上、どうしても隙がある。
学校に通う時、家で休む時、魔獣と戦っている最中。
敵対する魔法少女がいて、それを放っておくなら、遅かれ早かれ寝首をかかれる事になる」

「それは、確かにそうね」

「尤も、彼女も君と争いたいと思ってるわけじゃない、と僕からも言っておくよ。
君が心配事を解消したいなら、君がするべき努力は、織莉子を避ける事じゃない。
織莉子に会って、早いうちに協力関係を取り付ける事だ」


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