過去ログ - 唯「カードデッキ…?」 憂「りめいく!」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/10/14(日) 02:02:20.24 ID:cNeHf92t0
律「クッ……中野、てめぇ…!!」グググ

律先輩の怒りの矛先が、真っ先に私に向けられた。正直、何が起こっているのか解釈するのに脳が追い付かなかった。

唯「うわあああああん!!ギーーーー太アアアアアア!!」

紬「そんな…私の、ティーセット…」

ムギ先輩は、どちらかというと、ティーセットよりも、部内での絆が壊れたようでショックなのだろう…。
そう思っていた内は私はまだ幸せだったのかもしれない。もう、どう取り繕い様も無い。その意味すらも無い。

律「てめえ、よくも私達の……!!」

紬「やめて、りっちゃん!!」

唯「駄目だよ!!こんなの、許せる訳無い!!」

梓「唯先輩……ッ!?…、グスッ…ヒック」

私は、唯先輩のその言葉を聞いて、とめどなく溢れる涙をこらえられずにはいられなかった。でも、状況はそれ所では無かった。

律「この野郎!!泣けば済むと思うなぁ!!」バシッ

梓「うっ…!!」ドシャッ

唯「……ッ!!」

律「私だってなぁ…泣きたいのは山々なんだ!!
だけど、お前というような奴が居るせいで…!!よくも、よくも…私達の、軽音部を…!!」

その言葉を聞いて悟った。もう、この人達と分かり合うのは不可能だと…。もう二度と、平穏な日々など取り戻せないと…。

紬「もう止めてあげて!!暴力では何も解決しないわ…!!」

律「何だよ…?お前も、私達の生きる全てを潰した、あんなゴミクズの味方するのか…!?何なら、お前も纏めて殺してやろうか!?例え相手がムギでも私は容赦しねぇぞ…!!」

軽音が生きる全てか…。
今の私には、もうちっぽけで哀れで惨めでくだらない、取るに足らない、まるで獣のように感じた。


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