過去ログ - キュアホワイト「繋げなきゃ……未来へ……」
1- 20
18: ◆TohWfFqdn.hV[saga]
2012/10/19(金) 22:32:17.46 ID:PWkpan0no

混乱も絶頂に達しようとした時、ズシンと大きな振動を受け私の思考は止まった。

「あ……ああ……」

「ソレワターセ!まずはその女から殺してしまえ!」

怪物の腕が私に伸びる。

「……デュアル……オーロラ、ウェイブ?」

伸びて来るゴツゴツした木の腕を、見ながら、無意識に私はそう呟いていた。

そして、怪物の腕は私の身体を吹き飛ばし、土煙が上がった。

「ふふ……クソガキが。
よし、ソレワターセ町を徹底的に破壊しろ。
混沌とした町を我々がいただくぞ」

男は笑いながらそういうと、坂道を下っていこうとする。
しかし、怪物はその場から動かない。
いや、動けない。

「なにをしている?さっさといくぞ!」

「また、町を壊してぐちゃぐちゃにしようというの?
折角ここまで持ち直したのに?
ここまで来るのにどんだけみんなが涙を流したか知っている?」

「なっ……貴様……何者だ?」

「さぁ?ただ、本能でわかるわ、私はあなたの敵」

白いふわふわとしたシンプルな物に服装が変わり、自分の何倍もの大きさの怪物の攻撃を腕一本で防ぐ事が出来た。

「プリキュア、ミポ……光の使者……伝説の戦士……でも、メップルがいないのに……なんでミポ?」

腰にぶら下がるコンパクトから、先ほどの謎生物がそう声を出した。

「ふーん、プリキュアっていうんだ。
じゃあ、衣裳白いし、キュアホワイトでいっか……」

掴んでいる怪物の腕を突き飛ばすように離し、私は男と怪物にこう名乗った。

「光の使者!キュアホワイト!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/35.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice