過去ログ - キュアホワイト「繋げなきゃ……未来へ……」
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7: ◆TohWfFqdn.hV[saga]
2012/10/14(日) 00:40:08.84 ID:Jiu3ftYuo

〜〜〜

「おじいちゃんはいつも何をしてたんですか?
ほのかさんのおじいちゃんがそんな無意味にぼーっとしているとも思えませんし……」

ひかりさんが、わくわくしたような顔で尋ねてきた。
少し前までは、何かを思い詰めるような顔ばかりしていたが、その悩みを消えたのだろう。
喜ばしいことだ。
そして、悩みが消えてしまえばやはり年頃の女の子、ということだろう。
それもまた、嬉しいことだ。

「それが本当にただぼーっとしていただけなんですよ。
ぼーっと街を眺めて、たまに降りてきては作業している人に助言をしていましたねぇ」

「助言?」

なぎささんが、可愛らしく首を傾げ聞き返してくる。
丁度想い人がいるようだし、この話がどう行き着くのか楽しんでくれているようだ。

「えぇ、聡明な方でしたから“この建物は危ない”とか“このままだと瓦礫の山が崩れるぞ”とか……」

「でも、よくみんなおじいちゃんの助言を聞き入れましたね。
だって、作業には参加していなかったんでしょう?
普通なら“この口だけの若造め!”とかなりそうじゃないですか」

「そうですねぇ、その話もしておきましょうか……」



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