379:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:48:19.12 ID:VCxwOfoxo
>>371、374
「魔法少女になる」ことは正より負の面が明らかに強いのですが、総力戦がやりたかったこと、クリアしてきた
命題をほむらに言葉でない形で理解させたかったこと、それともう一つの理由から参戦は確定していました。
もう一つの理由については最終回で明らかになります。
380:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:49:18.50 ID:VCxwOfoxo
【12:19/病院・ロビー】
恭介がロビーに下りてくる。
ロビーでは受付の女性に患者やその親族らが群がっている。
381:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:50:18.87 ID:VCxwOfoxo
恭介「……ん?」
テレビのわきに、なぜかヴァイオリンのケース。
恭介「僕のヴァイオリン……どうして、こんなところに」
382:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:51:25.89 ID:VCxwOfoxo
恭介「僕の戦い……そうか」
恭介「さやか。僕もできることをしてみるよ」
患者たちの後ろ、少し離れた場所に立つ恭介。
383:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:52:15.28 ID:VCxwOfoxo
親族A「それにしても上手ね。子供とは思えない」
患者E「確か、神の恵みに感謝する曲だ」
患者B「そうだ。こんなときは神様に祈ろう」
384:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:53:22.58 ID:VCxwOfoxo
【12:27/オフィス街】
ビルの残骸が飛んできてほむらに向かう。
ほむら「……まさか」
385:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:54:33.65 ID:VCxwOfoxo
ほむら「時間を戻して……今度はどうするの?」
ほむら「ミサイルでさえ倒せない。魔法の武器も通じない」
ほむら「私のやってきたことは……結局……」
386:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:55:40.05 ID:VCxwOfoxo
天童「ほむら」
ほむら「天童……!」
泣き出すほむら。
387:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:56:34.08 ID:VCxwOfoxo
天童「よし!」
立ち上がり、ほむらのそばを離れる天童。
金属製のパイプを手に戻ってくる。
パイプを瓦礫にかませて隙間を広げる天童。
388:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:57:28.48 ID:VCxwOfoxo
ほむら「砂時計が止まったら、時間操作の魔法はあと一つだけ」
ほむら「これまでの一ヶ月をなかったことにする」
ほむら「今、その魔法は必要ない」
480Res/285.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。